こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
本日のテーマは、政治家と有権者の方々とのコミュニケーションについてです。
私はこれまで、インターネットを活用した議会活動に取り組んできました。
様々な方からご意見をいただくこともありますが、応援してくださる方もいらっしゃれば、特定の政党を支持されていたり、考えが異なる方もいらっしゃいます。
私としては、どのようなスタンスの方も基本的にはすべてウェルカムです。
そのため、私個人のFacebook投稿のコメント欄へも自由な投稿を認めています。
一方で、私のタイムライン上(私の投稿のコメント欄)でネガティブな発言をされる方もいらっしゃいます。
ネガティブなコメントというのは、私個人に向けてだけでなく、コメント投稿者自身が面識のない私のFacebookフレンドに向けられたものもあります。
Facebookは実名のSNSですが、私がリアルにつながっているプライベートの友人なども繋がっています。
昨晩も、私のタイムラインに書き込まれたそのようなネガティブなコメント投稿を見て、心配してくださった方々から複数のメッセージをいただきましたが、なんだか複雑な気持ちになります。
昨晩は、時々一緒に活動をさせていただいている地方議員の方が絡まれていました。
私がやんわりと注意をさせていただいたところ、
「そもそもチホウギインはdisられてなんぼです。」
「一体誰のお陰でご飯をいただけてるのか胸によく手を当てて考えなさい。」
という内容のお返事をいただきました。
こちらのFacebook投稿のコメント欄での話です。
(全体公開の投稿ですので、どなたでもご覧いただけます。)
今回に限ったことではなく、政治家をサンドバッグか何かだと勘違いされている方が、一定数いらっしゃるのも事実です。
とは言え自由を大切にしたいので、これまでと同様、私に対して何を言ってもかまいません。
また、区政の話でも、趣味の話でも、萎縮したりお気遣いいただく必要もありませんので、ぜひお気軽に投稿してください。
しかし、明らかに人が不快な思いをしているのにも関わらず、その原因となっている発言を正当化する方を信用することはできません。
申し訳ありませんが、議会外でお食事にお誘いいただいた場合であっても、対応することはできません。
最終的には有権者が判断することですが、仮に今回の一連の対応により、
「なんて生意気なやつなんだ!」
と有権者が離れていってしまうこともあるでしょう。
それは、仕方のないことだと考えていますし、議会活動に注目していただけるよう、頑張りたいと思います。
また、具体的な政策提言がある場合、陳情や請願などで議会にお届けいただければと思います。
私はどなたが提案された議案であっても、しっかりと中身を判断して審議します。
ぜひ、新宿区政を前に進めるためにご活用いただければと思います。
そして、今後の私のSNSの方針について簡単にご説明させていただきます。
コメントをいただいた場合、可能な限りお返事をさせていただきたいと考えておりますが、
「ネット上の議論は、反論しないと負け!」
という価値観は持ち合わせておりません。
そのため、具体的な区政のご提案以外は、こちらの裁量でスルーさせていただきます。
また、SNS上で伝達できることには限度があるため、たまにやってしまう長文での議論は控えるように心がけます。
私以外の方同士で口論のような状態になる場合についてはお任せしますが、もし口論に発展してしまった場合のアドバイスです。
論破合戦や意見を押し付けることがすべてではありませんし、時間がかかるわりに生産的な話にならないことも多いでしょう。
お互い深く干渉しない方が身のためです。
ブロックするなり、何かしらの対策をとるのが良いと思います。
このような方針でSNSを利用していきたいと思いますので、何卒ご理解をよろしくお願いいたします。
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議会活動以上に、人間性まで厳しく評価されるということは重々承知しています。
そして、悲しいことですが、どれだけ理不尽があっても我慢できなきゃ政治家はつとまらないと言われてしまうのも現実です。
だからと言って、相手が政治家だから何をしてもかまわないと考えている人たちは問題があると思いますし、新しく政治家を目指す方が躊躇する要因にもなります。
政治家には人権やプライバシーがない仕事だとよく言われるものですが、今回のようなことが日常的に発生しています。
私は、精神的にタフな自信がありますし、何を言っても大丈夫そうに見えるかもしれません。
それでも、疲れてしまうこともありますよ…。
一方で、SNSを利用していて嬉しいこともあります。
お会いしたことのない新宿区民の方が、先日の代表質問や総括質疑を評価してくださるコメントを投稿してくださったのは、とても嬉しかったです。
これもネットだからこそ、幸せを感じることができる瞬間ですね!
明日からはまた決算特別委員会ですが、気持ちを入れ替えて仕事に取り組んでまいります。
それでは本日はこの辺で。