高校生全員、政治家になった!最高難易度の街頭支援者集めもクリア

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、高校生インターンの最終日でした。
午前中はインターンで恒例になっている、お世話になっているおときた駿都議のもとへの訪問。
都政と区政についての役割分担についてお話いただいたり、北区民の高校生もいたので地元の案件について意見交換を行いました。

都議会議事堂や都庁を見学。
さらに、新宿中央公園で新たにできた大型複合遊具を見学しにいきました。
そしてお昼を食べて午後は議場見学へ。
委員会も見学したので、議員の仕事場への理解が深まったと思います。

その後は、最高難易度の街頭活動へ。
どれだけ綺麗事を述べても、地道にご支援を集め、区民とのつながりをつくることができなければ、仕事はできません。
さらに、会議室で考えた政策を区民との双方向のコミュニケーションによってブラッシュアップしてもらうことも大切です。
そこで、街頭活動を通じて、新宿区民の方と意見交換を行い、ご賛同をいただき、さらに後ほどレポートをお送りさせていただくために全員1回は連絡先を交換するという難易度の高いミッションを課しました。

私からのアドバイスは最小限にとどめ、高校生たちに任せて、自分たちの力で街頭活動を頑張ってもらいました。
政治活動というだけで怪しまれてしまうため、話し方にも気をつけなければなりません。
さらに、高校生が政策を理解していなければ、より詳しくご意見を伺うこともできませんし、本気度が伝わらなければ連絡先を交換することも不可能です。

これまで2回のインターンで、高校生たちはそれぞれ自身の考えで区政について話ができるようになっています。
最初は区民からも相手にされず苦戦しているようでしたが、コミュニケーションの方法を工夫していきました。
彼ら彼女らが抱いた問題意識やその解決策を区民の方にお伝えし課題を共有し、次第に共感が得られている様子でした。

この前まで電話をかける際にも緊張していた高校生もいたので心配でしたが、
「街の人に話を聞いてもらえたことが嬉しかった!」
と無事に笑顔で一件獲得して帰ってきた姿にホッとしました。
最終的には、10名の方と連絡先を交換させていただきました。
また、コミュニケーション力の高い高校生はノルマを楽々達成し、自主的に6名もの方と連絡先を交換していました。
私よりも政治家の資質がありそうで、頼もしいです。

今回は子どもだましや綺麗事一切なしの「政治家体験」ということを特に強く意識してコンテンツを考えました。
議会の見学や議員との交流はもちろん、実践的なワークショップで教科書には載っていない泥臭い部分まで挑戦しました。
このプログラムを終えた全員は、政治の難しさと素晴らしさを学べたと思います。
そして、楽しみながら支援を獲得していく様子をみて、全員が政治家になれる可能性も高いと思いました。

私自身も充実した時間を過ごすことができました。
街頭活動のような多くの方が辛いと感じるようなことでも、みんなで取り組めば楽しくなります。
また、機会を見つけて高校生や大学生などが政治を学べる場をつくってまいります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社