高校生インターンは新宿御苑でお花見しながら政策立案とたすき等グッズづくりワークショップ

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は高校生インターンの二日目で、政治活動ワークショップを行いました。
午前中は、簡単なレクチャーを行い、高校生同士でワークショップのテーマについて議論をして決めてもらいました。
活発な議論が行われた末に、テーマは教育となりました。

インターンに参加した高校生たちは、1、2年前までは中学校に通っていました。
そのため、公立の小中学校は身近で記憶にも新しいです。
政治インターンに参加するくらい能動的な高校生ということもあり、教育の中でも関心があるようだったのは、アクティブラーニングでした。
帰国子女の方もいたので、グローバル化という視点の意見もありました。

教育について議論し政策立案まで考えてもらいます。
まずは論点を整理し、全員で教育委員会事務局や小学校に電話をかけて、現在の取り組みを確認。
高校生たちは、電話をかけるときに緊張している様子でした。

その後、教育委員会事務局へお邪魔して、ヒアリング。
「教育」と言っても幅広いですが、活発な質問が行われ方向性を絞っていきました。

ヒアリングを終え、高校生同士で議論を進めてもらいました。
「今日は晴れてるし、会議室ではなく外でワークショップをやろう!」
と私から提案させてもらい、新宿御苑に行くことに。
御苑へ歩いて向かう途中で、追分だんごにも少し寄りました。

新宿御苑に到着して、議論がスタート。
「予算が無限にあった場合、学習指導要領や学校という枠も取りはらい、最高の教育を行うとしたら何をしますか。」
など、私が普段考えていることをベースに、いくつかヒントを出させていただきました。

高校生たちからは、
「職業体験も学校で決められたところに行ってる。生徒が探してくるべきでは。」
「授業だけでなく、一流の社会人と接する機会が欲しい。」
また帰国子女の方からは、
「グローバル化の時代に、第二外国語が選べないのも辛い。」
という意見が出ました。

これらの議論を集約して、
「自由な学びで、社会を知ろう」
というキャッチフレーズが生まれました。
学校教育という枠にとらわれず、民間も活用しながら児童・生徒のために必要な学びの場を作っていくことを目指します。
さらに、私からも予算や区議会の役割にも配慮して、訴えるべき政策としてまとめていきました。

今回の政治家体験インターンでは、政策を訴えて共感を得るという本格的な政治活動まで行います。
100均で自由に備品を調達し、政治活動グッズ作りのワークショップを行いました。
手作りのタスキは、本番でも使えそうなクオリティです。

遊んでいるようですが、楽しみながらどこよりも本格的な政治活動体験ができるコンテンツをご用意しております。
ただ机上で政策を考えるだけではなく、実際に何かを動かすには、ご賛同いただける区民を集める必要もあります。
次回の最終日は、政策を訴えて区民から共感してもらうために街頭活動を行います。
政治に対する関心の度合いなど、反応を知るためにも良い機会です。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社