自治体はGitHub開設し、オープンソースを!

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

第二回定例会では、オープンソースについて質問します。

オープンソースとは、その名の通りアプリケーションのソースコードが開かれている状態のことです。
GitHubというオンライン上でソースコードを公開できるサービスが用いられることが一般的です。
第三者がソースコードを自由に改変し、再利用されることで発展してきました。

新型コロナウイルスで、オープンソースに関する取り組みが広まりました。
東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトをご覧になられていた方も多いと思いますが、これはオープンソースで開発されています。
東京都公式のGitHubにソースが公開され、誰もが開発に関わることができる状態にありました。

また、東京都のソースコードを活用し、大阪府等の自治体がサイトを立ち上げています。
さらに、岡山県の高校生は活用して、新型コロナウイルス対策サイトを公開するなど、立場にかかわらず若い世代が公共に関わるきっかけができました。
東京都のみならず、経済産業省が正規化ツールをオープンソースとして公開するなど、流れは変わってきています。

新宿区では、オープンデータに加え、オープンソースに着手すべきだと考えています。
新宿区在住のエンジニアや学生などによる区政参加の道を開くことができます。

私自身も趣味でオープンデータやオープンソースを活用したアプリケーションの開発をしていますが、寝食を忘れてしまうほど楽しいです。

職員の方にも、業務に縛られず楽しんで取り組んでいただくことができれば、そのノウハウが必ず情報政策に活かされると考えています。

データシティ勉強会を通じて、ノウハウの共有に努めてきましたが、議会を通じて行政にも届けたいと思います。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社