研修の2日目で新宿自治総研!地域創成とDXについて

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、研修の2日目で地域創成、DXについての講演がありました。

関東学院大学の牧瀬稔教授から講義がありましたが、実は新宿自治創造研究所で大変お世話になっております。
レポート等でいつも勉強させていただいておりましたが、滋賀県でご指導をいただくことになりました。

地方自治体の目的は根拠法に書かれている「住民の福祉の増進」にあるとされています。
人口減少を克服することも、私たちの議会活動も手段でしかありません。
福祉とは「幸福感」と言い換えることができます。

ドラッカーの顧客についての考え方が紹介されていました。
自治体を経営という視点で考えると、顧客は住民でありその住民がいなくなるとなくなると考えられます。
地方創生でも東京一極集中が問題だといわれていますが、経済を中心に新宿区のポテンシャルを活かして住民を増やせるようさらに力を入れて取り組む必要があります。
国のデータも活用して、EBPMを推進していくことが重要だとおっしゃられていました。

DXの講義では、デジタル技術は目的ではない、技術の使いやすさ、すべての人が同じ技術を使えることで大きな価値を生むということをお話しされていました。
最近では、高齢者の方でもスマートフォン等を使われる方も増えていますが、使えるようにUIの改善が必要だと指摘されていました。
議会でもFAXを使わなくてもよくなりましたが、デジタル化をして対応する必要があります。
組織全体で活用されなければ意味がないので、住民本位のDXを議会でも行政でも広げていきたいです。

グループワークや公式の交流会はありませんでしたが、参加された議員のみなさまと意見交換の機会が得られてとても勉強になりました。
この研修所に行くことも任期最後になるかもしれませんが、議員を続けることになれば、また伺いたいです。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社