統一地方選でネット選挙をおすすめしない理由

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

今朝は中井駅、夜は落合南長崎駅に立ちました。
ラストスパートは落合地域集中モードです。

最近、統一地方選挙に挑戦される方が増えてきました。
新宿区議選も60名程度立候補するのではないかと言われており、前回よりも厳しい戦いになりそうです。

挑戦するからには当選、あるいは供託金を没収されないよう活動しなければなりません。
ネット選挙と言ってインターネットで情報発信をすることで当選を目指す方もいらっしゃると思いますが、個人的にはまったくおすすめできません。
理由は、選挙区の有権者へリーチすることが難しいからです。
政策スタンスが異なる方からたくさん質問が届いたり、炎上してレスバトルになってしまったり慣れていないと対応が難しいかもしれません。

全国比例の候補であれば、インターネット上でバズれば得票につながるかもしれません。
今から新宿区民に情報を届けることはかなり難しいです。
まずは、有権者の知り合いに連絡する、あるいは駅に立つあたりの活動で供託金没収ラインを超えることが大切です。
リアルの活動が十分できていれば、ネットの情報発信も充実します。

労力の割に効果を得にくいとは思いますが、ネットが無駄かといえばそうではありません。
街頭では、ネットでつながりのある方とお会いすることがあります。
また、対面では久しぶりにお会いする方でも、ネットの活動を見ていただいていることもよくあります。

より効率の良い活動方法がありますが、IT企業出身の議員としてネットで手を抜くことはしませんし、ここまで毎日ブログを更新し続けているので差別化ができました。
文才があるわけではないので、1記事書いて1人でも読んでくださればそれで良いと思って気楽に書きます。

引き続きWebに強い地方議員としてがんばります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社