スタートアップ支援は規制改革と公民連携で

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

スタートアップについて質問しましたのでご報告です。

補助金・助成金など金銭的な支援や一般的な起業講座等は不要と考えています。
利益が出る良い事業は、民間で投資が行われますし、ノウハウも共有されています。

一方で規制や(プロダクト自体が優れていることが前提ですが)公共部門のファーストカスタマー獲得のハードルなどが原因で利益が出ない場合には、自治体だからこそ課題解決ができます。

伊藤 新宿ビジネスプランコンテストでは、自治体だからこそできる規制改革や公民連携を重視した取り組みを行うことが重要だと考えていますが、いかがでしょうか。
規制改革や実証実験の窓口やスタートアップとの連携を促進するためのプラットフォームを構築することが必要と考えていますが、いかがでしょうか。

吉住区長 ビジネスプランコンテストで受賞したプランの事業化において、規制改革や公民連携が課題となる場合については、区の行政課題や区民サービスの向上などの視点を十分踏まえ、解決に向けた支援を検討していく必要があると考えています。

次に、規制改革や実証実験の窓口やスタートアップとの連携を促進するためのプラットフォームを構築することについてです。

区も参画している「東京コンソーシアム」では、規制改革や実証実験を推進するための取組みが行われています。このため、区独自でプラットフォームを構築することは考えておりませんが、今後も東京都と連携して、スタートアップの支援を進めてまいります。

東京都という広域ではなく小さなエリアでスタートアップが集積することになります。
新宿区はポテンシャルを活かして、積極的に起業家を集め雇用を生み出しイノベーションにより街をアップデートすることが必要だと考えています。

引き続き自治体だからこそ価値を生み出せるスタートアップ支援を目指して議会活動に取り組みます。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社