こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
本日は一般質問の準備をして原稿が概ね完成しました。
いくつか考えていましたが、ボツアイデア(笑)をこちらで共有します。
2023年4月に給与のデジタルマネー払いが解禁されました。
資金移動業者の口座への賃金支払(賃金のデジタル払い)について|厚生労働省
ここでデジタル地域通貨のハックが理論上はいけるのではないかと思い出しました。
2015年と議員になったばかりの頃のブログで紙の事例ですが、石垣市商工会では110,000馬力分のアトム通貨で支払われています。
自治体の事業を通じて地元に還元すると言っても、財源が税金であれば結局住民が事務費まで負担しているため納税者のキャッシュフローはマイナスです。
地方公務員の給料は大きな固定費だからこそ、ここでさらに価値を生み出すために創意工夫をするべきではないかと考えてました。
区外にお住まいの方も多いですし、区役所だけでなく様々な地域へ足を運ぶきっかけとしてアトム通貨は有効です。
もちろん、支出先が限定されるとご家庭の事情で区外の学校や医療機関等へ支払いが必要な場面もありますし、食材等の鮮度が維持できないデメリットもありますのですぐには実現できないと考えて今回はボツにしました。
まだ預貯金の需要は高いですが、ノンバンクによる決済事例も増えていますし、消費行動を変えるために地域通貨を活用することもおもしろいと思います。
引き続き新たな決済手段について調査研究を行ってまいります。
それでは本日はこの辺で。