こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
自治体でミスや不正が発覚すると、「首長がけしからん!」という声が上がることがあります。
しかし、どんな組織にもミスや問題は起きるものです。
問題が起きた際、単に個人を追及するのではなく、その原因が組織の仕組みにあると考え、対策を講じることが必要です。
具体的には、リスクをしっかり評価し、適切な内部統制を実施し、常に改善を心がけることが大切です。
そして、この内部統制の取り組みにおいて、議会が果たす役割は非常に重要です。
例えば、企業では取締役会がこの役割を果たし、上場企業には監査も行われます。
以前も取り上げましたが、都道府県と政令市では、内部統制の評価を行い、監査意見を付して議会に提出されます。
新宿区のような自治体でも、企業と同じように内部統制の重要性を認識し、必要な議決や監査を行うべきだと考えています。
そのためには、地方自治法の改正も必要と感じています。
議会としての役割や責任をしっかりと果たし、内部統制の強化に取り組んでいきます。
それでは本日はこの辺で。