不祥事で「首長けしからん!」から地方議会の内部統制でカツ

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

自治体でミスや不正が発覚すると、「首長がけしからん!」という声が上がることがあります。
しかし、どんな組織にもミスや問題は起きるものです。

問題が起きた際、単に個人を追及するのではなく、その原因が組織の仕組みにあると考え、対策を講じることが必要です。
具体的には、リスクをしっかり評価し、適切な内部統制を実施し、常に改善を心がけることが大切です。

そして、この内部統制の取り組みにおいて、議会が果たす役割は非常に重要です。
例えば、企業では取締役会がこの役割を果たし、上場企業には監査も行われます。
以前も取り上げましたが、都道府県と政令市では、内部統制の評価を行い、監査意見を付して議会に提出されます。

新宿区のような自治体でも、企業と同じように内部統制の重要性を認識し、必要な議決や監査を行うべきだと考えています。
そのためには、地方自治法の改正も必要と感じています。

議会としての役割や責任をしっかりと果たし、内部統制の強化に取り組んでいきます。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社