小池都知事誕生。都区の分権に関して働きかけます

本日は投票に行ってきました。

東京都知事選挙は小池ゆりこ氏が大差で当確。
おめでとうございます!

また、都知事選とともに、まだ結果は出ていませんが都議補選に立候補されたすべての候補者にも敬意を表します。
夏の選挙戦は本当に大変だったと思います。

当選した小池氏以外の方からも非常に鋭いご意見がたくさんありました。

直近の参院選比例のデータを見る限り、組織票によって支えられる増田氏、鳥越氏よりも得票することは明らかに難しい状況でした。
小池ゆりこ氏はたったの17日で結果をひっくり返してしまってしまいましたが、そこに新しい政治の可能性を感じます。

選挙期間中には多くの都政の闇が表に出てきました。
都議会の問題点も明らかになってきたため、新知事が都政とどのように対峙するかということも大きな争点となっていました。

こうした問題に取り組む際には、やはり議会議員の存在が不可欠です。
選挙を通じてこれまで明かされてこなかった情報を積極的に公開したおときた都議が、これまで以上に活躍されると思っています。

私も選挙が終わったので、新たな流れの中で政策の実現ができるかということへ頭を切り替えます。

まず、現職の区議会議員として申し上げたいのは、都区の役割分担や財政調整などをどのように進めていくかということです。

特別区は市町村が持つ都市計画などの権限をすべて持っているわけではありません。
また、本来は基礎自治体の税収であるべきものが、なぜか都区間で山分けされています。

過去のブログもご参考に↓
まだ東京都で消耗してるの?都区財政調整制度から脱し「新宿市」になれば自治権拡充かも!?

東京都が23区に対して過剰な権力を持ってしまうことは、特定の都議会議員へ権力を集中させ利権を生みだすことにもつながります。
基礎自治体においては市長などの首長がリーダーですが、23区の場合は区長にすべての権限があるわけではないため、都知事も23区の長を兼ねているような状況だと言えます。

小池ゆりこ氏は都政の透明化など問題提起をたくさんしていましたが、これからは23区についても議論を深めていただきたいと思います。
新知事へは機会を見つけて働きかけをしていきます。

今回取り組んでいたネット選挙に関しては、また明日にでも総括します。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社