賛成(≒スルー)ではなく、議案に対してかなり厳しめの対応を取らせていただくことを決めました

議員になってもうすぐ丸1年。
一人会派で、最初はわからないことだらけで全てが手探りでしたが、1年弱仕事をさせていただき、少しずつ要領がつかめてきたところです。

今回もたくさんの議案を採決することになりますが、中には納得できない案件もあります。

そこで、議案に対して「賛成しない」ハードルを変更させていただくことにしました。
今年は「反対」をする議案の数が増えることになります。

正直申し上げて、私は大部分の議案に賛成してきましたし、公務員給与の増額が関連していた前回は51の採決のうち9賛成できませんでしたが、それ以外は全部賛成しています。
実は、「反対」のイメージが強い共産党でさえ、前回は51のうち反対は4と、ほとんどの議案に賛成されていました。

もちろん反対ばかりしていたら区政が止まってしまいます。
提出された議案を通し区政を進めていくということも大切だと思っています。

そして、議席数を見れば議案が通ることは、最初から決まっていることがわかります。

過去のブログもご参考に↓
地方議員の仕事を解説!非公開会議から本会議での採決まで

「最初から決まってるのに、反対のポーズを取ることに意味あるの?」
と思われてしまうこともあるでしょう。

しかし、賛成をしないことで、区民の皆様へ情報を提供させていただき、広めていくことが今こそ必要だと信じています

新宿区政を担うのは、行政でも議会でもありません。
区民の皆様が区政を担っていることを忘れてはいけません。

そして、議会は多様性のある区民の代表で構成されているため、本来であれば多様な意思表示が必要です。

議会で出た多様な意見をもとに、区民の皆様が意思表示をしていただくために、このブログでご報告をさせていただきます。

全てが賛成となってしまえば、何も問題ないという前提で区政が運営されてしまいます。
それでは、区民が主役のまちづくりを実現することはできません。

だからこそ、多様な観点を意識し、ブログでわかりやすく情報発信をさせていただきます。
区民の皆様が区政参加をする際の参考にしていただければ幸いです。

早速近日中に「賛成」できなかった議案についてご報告させていただければと思います。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社