こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日から三日間、NPO法人I-CASさんの高校生インターンがスタートしました。

議員インターンシップ(政治家体験)|NPO法人I-CAS(アイカス)

初日ということで、まずは新宿区役所で区政のレクチャーを行いました。
新宿区の予算や東京都の予算について、どのくらいあると思うかと質問してみると、
「10億円くらい?都は50億円?」
と、高校生たちから回答がありました。
実態として区は約2000億円、都は約13兆と非常に大きな予算規模です。
国と比べて自治体の政治はメディアでも取り上げられにくい傾向がありますが、これだけ多くのお金を納税者や将来世代が負担していることについて知っていただくことが狙いでした。

午後は永田町で、ユースデモクラシー推進機構の仁木代表にお声がけをいただき、細野豪志衆議院議員のネット番組に出演させていただきました。
三次ゆりか江東区議ともご一緒させていただきました。
ユースデモクラシー推進機構が開催したイベント「デジタル憲法フォーラム」に細野議員が登壇されていて、その際ご挨拶をさせていただいたことがきっかけで、本日は出演をさせていただくことになりました。

過去のブログもご参考に。

デジタル憲法フォーラム終了。SEALDsを超えていく可能性

せっかくの機会なので、急遽インターンの高校生にも出演してもらって、番組で激論を交わしました。
シルバーデモクラシーの話から、永遠のテーマである若者の政治参加の難しさ、主権者教育について議論しました。

ある私立高校に通う高校生が、教育現場の面白い事例を話してくれました。
安全保障については、高校でも学ぶ機会があったそうです。
政治的に色がついてしまう授業ですが、偏った意見にならないよう様々な角度から情報提供が行われ、生徒が考える授業が行われていたそうです。

実は公立でも、以前ご紹介した神奈川県立湘南台高校の主権者教育では、集団的自衛権のような賛否両論あるテーマについて高校生が議論するという授業が行われています。

党議拘束有りの模擬議会!神奈川県立湘南台高校のシティズンシップ教育

高校生が有権者になる今の時代だからこそ、政治をタブーにするのではなく、多様な意見に触れる環境が求められます。

また、インターン生が通う私立高校では、英語でGHQ草案、五日市憲法などの私擬憲法、民撰議院設立建白書などを比較し、憲法の設立過程に関してグループワークで検証を行うなど、非常に実践的な主権者教育が行われているそうです。

別の都立高校に通う高校生は、来年からオーストラリアに1年間留学をする予定です。
そこで、現地の高校生と若者の政治参加について意見交換を行うそうですが、テーマは若者の政治参加です。
オーストラリアでは選挙に行かない場合はペナルティが課されていたり、選挙の際に屋台が出て楽しい雰囲気であったり、日本と状況が異なります。

過去のブログもご参考に。

義務投票でもソーセージを食べて投票率90%!見習いたいオーストラリアの「楽しい」選挙

そしてある私立高校に通う高校生からは、
「所得税を払っているわけではないが、やっぱり税金の使い道をちゃんとして欲しい。」
など、非常に鋭い意見がでました。
他にも高校生にとって政治家の話がわかりにくい、という意見もでましたが、まずは自分ができることに取り組んで行こうと思いました。

私からは。新宿区議会で学校へ訪問して出前授業を行うことなど、具体的な議論を行なっていることや、国としても主権者教育を前に進めていただきたいということを細野議員にもお伝えしました。

出演前、高校生たちは、
「国会議員と話すのは緊張する…」
と弱気な声も漏らしていましたが、蓋を開けてみると細野議員や三次議員、仁木代表そして私に対しても、臆せず質問や自分の考えがぶつけていました。
とても頼もしいですね。

政治家インターンが二回目の高校生は、
「前回、高校生インターンに参加した時にあまり発言できなかったけど、議員から思ったことはすぐ発言するように教えてもらった。」
とお話をされていました。
実は意見を言わないだけで、何も考えが無いということは基本的にありません。
どんな意見であっても、知らないことがあっても、決して恥ずかしいことはありません。
議論をしたことで、本日も議論の過程で考えが変わったこともあったようです。
学校教育や、ネット上の言論空間などを通じて、私も自由に発言できる社会をつくってまいります。

貴重な機会をいただいた、細野豪志衆議院議員、関係者の皆様、誠にありがとうございました。

番組終了後は、細野豪志事務所にご協力いただき、国会見学をさせていただきました。
実は私自身も用事があって一部の部屋に入ったことがある程度で、しっかり中を見るのは初めてでした。
今回は、委員会室や本会議場など見学をさせていただきました。

途中で代表選の真っ只中の枝野衆議院議員と廊下で偶然お会いし、ご挨拶をさせていただくこともできました。

初日から、高校生にとって刺激が多い一日になりました。
明日は都庁に訪問し、子育て事業の課題について調査を行い、議会につなげてまいります。

それでは本日はこの辺で。

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About The Author

伊藤 陽平

29歳最年少の新宿区議会議員。立教大学経済学部経済政策学科卒業。 妻と二人暮らし。趣味は音楽(3歳からピアノに没頭)。 大学在学中に株式会社スモールクリエイターを設立した元学生起業家。資金調達やグループ会社3社の設立を実施。NPOや一般社団法人等と連携しながら、大学生のキャリア支援や老人ホームで地域の若者とお年寄りを繋ぐ音楽イベントの企画・運営など、若者の感性を通して社会を豊かにしていくことを信条として活動中。