代表質問と一般質問とは?原稿を音読するため内容が重なることも

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日から、代表質問・一般質問が始まりました。

代表質問とは、会派による質問です。
会派とは、「自由民主党・無所属クラブ」のような区議会内の政党のようなものです。
私は一人ですが「スタートアップ新宿」という会派に所属していることになっています。

代表質問では、区長にご答弁いただきます。
私のような一人会派でも区長にご答弁いただけることは大変ありがたいです。
一般質問は、担当職員にご答弁いただきます。
区長がご答弁されるということで、政治姿勢について質問する方もいらっしゃいます。

また、代表質問や一般質問は原稿を音読します。

事前に質問を提出して原稿を音読する会議に何の意味があるのかと思っていました。
議会によっては、1時間まとめて質問をした後に、答弁が返ってくる場合もあります。
何の議論をしているか途中からわからなくなりそうです。

音読をする形式的な会議ですが、これには意味があります。
アドリブで会議をすると、細かな数字など職員が把握していない場合があります。
議員としても、話がかみ合わず議論をすることができない可能性もあります。
そこで、事前に原稿を提出し、答弁調整が行われます。

もちろん、公開された会議を行い映像を配信することも意義があります。
しかし、議員が38名さらに職員が30名程度集まって音読大会のような会議を行うことは非効率に感じます。
質問と答弁を文書で配信する「文書質問」を中心にすることが望ましいと考えています。

また、事前に質問通告を行いますが、各会派と事前に何を話すか調整することはありません、
そのため、同じ質問や答弁になってしまうこともあります。
本日も、他会派の代表質問でしたが、私の用意したテーマと類似する内容がありました。
明日の答弁も予想できてしまいますが、自分の言葉で伝えることを大切にします。

明日は、私の代表質問です。
おそらく10時20分前後から開始、持ち時間は30〜40分程度になりそうです。

ご興味のある方は、傍聴、またはネット中継をご確認いただければと思います。

新宿区議会 議会中継

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社