こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
立候補者説明会にはおよそ50陣営が集結しました。
さらに増えることが予想されていますが、38議席しかないので大混戦は確定です。
新宿区議選のことが気になる方もいらっしゃると思います。
政局や候補者の事情は考慮せず、過去の選挙情報から大まかに分析してみます。
新宿区議会議員選挙 – 2019年04月21日投票 | 東京都新宿区 | 選挙ドットコム
新宿区議会議員選挙 – 2015年04月26日投票 | 東京都新宿区 | 選挙ドットコム
一般的に国政政党公認候補や現職の当選可能性は高い傾向にあります。
昨年12月に行われた西東京市議会議員選挙では自民党が1議席失ったのみでした。
西東京市議会議員選挙 – 2022年12月25日投票 | 東京都西東京市 | 選挙ドットコム
しかし、すべての公認や現職が有利というわけではありません。
すでに議席を有する自民党、共産党、立憲民主党は政党の知名度も高く優勢です。
しかし、浮動票にも左右され確実に全員当選させる詳細な票の割り振りまでは難しいです。
公明党は前回も100%当選していますが、今回は1議席減らすためさらに安定した結果になると考えられます。
他にも日本維新の会、都民ファーストの会、れいわ新選組、参政党、国民民主党、社民党、NHK党は公認候補を擁立して議席を獲得する可能性があります。
現職無所属については、地元出身が多く、看板ポスター等の数、その他地域での活動実績を考慮すると当選する可能性は高いです。(私のことではありません)
無所属諸派の新人が当選する可能性は高くありませんが、最近の傾向では1議席程度獲得しています。
まとめると以下のイメージではないかと思います。
自民党 9-12
公明党 8
共産党 6-8
立憲民主党 3-4
都民ファーストの会 0-1
日本維新の会 1-2
れいわ新撰組 0-1
参政党 0-1
国民民主党 0-1
社民党 0-1
NHK党 0-1
無所属諸派 4-6
最大の数字を合算するとこの時点で46になり定員オーバーです。
38議席しかありませんので誰かが落選することになります。
低めの数字を拾うと31になりますが、ここは概ね外れないとみています。
もし前回と同程度立候補すれば、およそ20人程度で7議席程度を目指して競争することになります。
繰り返しになりますが、政党支持率、支援者の数、活動量、政策などは加味していませんので、大まかな分析です。
これは新宿区の例ですが、立候補を検討されている方はご自身の選挙区で過去のデータを確認して、自分の位置を確認することをおすすめします。
これまで趣味で選挙の情勢分析を行なってきましたが、この春については他人事ではまずいので私も気を引き締めて日々の活動に取り組みます。
それでは本日はこの辺で。