効率性を重視した3E監査と研修の取り組みについて

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
監査について質問しました。

監査では効率性についても対象となっていますが、どこまで踏み込むのか、また効率性を評価する視点なども重要になってきます。

以下質問と答弁です。

伊藤 効率性の評価については政策判断に踏み込むものではありませんが、判断に当たり特に重視している点は何でしょうか。効率性に関する監査を実施するには専門的知見が必要ですが、内部統制やコンプライアンスに関する研修等は行っているのでしょうか。

常勤監査委員 効率性の評価については、今回の決算審査において、経済性・効率性・有効性の3つの着眼点から3E監査の試みを行いました。審査に当たっては、これらの指標や判断基準は各施策や事業によって異なるため、「令和6年度予算執行に係る依命通達に示されている『安易な前例踏襲に陥ることなく、事業手法を分析・検証し、効果的・効率的な業務の推進に取り組むこと』に焦点を当て、令和6年度の予算執行が依命通達どおりに行われたかを判断基準とし、『効率性』についてもこうした視点から決算審査を行ったものです。
決算審査や定期監査等の実施に当たっては、専門能力の向上と知識の蓄積が必要です。このため、特別区監査委員協議会等が実施する研修会に参加するとともに、今年度からは、3E監査などの特定専門分野についての理解を深めるため、監査事務局として外部専門家を招いた研修を実施しています。こうした研修等を通じて、監査委員・監査事務局職員の監査能力の向上や監査の質の向上に努めてまいります。

3E監査とは、経済性(Economy)、効率性(Efficiency)、有効性(Effectiveness)を重視した監査のことですが、研修の状況とあわせてご答弁いただきました。

引き続き監査の有効性と効率性についてコミュニケーションを行ってまいります。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社