こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
本日は第二回定例会で人と技術について一般質問しました。
まず、先日ご紹介した自治体で広がっているスケッターについてです。
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伊藤 区内の介護事業所における人手不足の解消や地域住民の社会参加の促進を目的とした有償ボランティアマッチングサービスの導入について、どのように評価されているのか、導入の必要性に関するご見解をお聞かせください。
福祉部長 伊藤議員のご質問にお答えします。人と技術についてのお尋ねです。
はじめに、区内介護事業所の人手不足の解消や地域住民の社会参加の促進を目的とした有償ボランティアマッチングサービスの導入に関する評価と区の考えについてです。
スケッター等のマッチングサービスについては、区内でも活用している介護事業所があることは聞いており、こうした新しいマッチングサービスは、介護事業所の人材不足の解消のために有効な手段の一つであると考えています。
都では、ボランティア等を希望する方と事業所とのマッチングを行うポータルサイトを運営しており、今年度からは、スケッター等のマッチングサービスの導入支援も新たに開始しています。
介護人材確保の支援については、都による広域的な取組に加え、区においても、区内事業所への就労を希望する区民を対象とした「介護人材入門的研修事業」等の人材確保事業を実施しています。
このため、区としては今のところ有償ボランティアマッチングサービスを導入する考えはありませんが、今後も様々な手法を研究しながら、介護事業所の人材確保につながるよう取り組んでまいります。
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別の分野ではスキマバイト等の問題も指摘がありましたが、スケッターのような介護分野についてはマッチングサービスでで成果が出ているため、推進すべきです。
民間の創意工夫を取り入れることで、地域課題が解決できるよう引き続き提案を継続したいです。
それでは本日はこの辺で。