地方議員のお仕事。年4回の代表質問で20分話すために約6,000文字の原稿を作成

本日は質問原稿の作成についてお話です。

議員の代表的な仕事の一つが、議会で質問をすることです。

こちらのページから本会議の映像を見ていただければ雰囲気が伝わると思います↓
新宿区議会 議会中継

壇上で行政に質問をさせていただく光景は、
いかにも政治家らしく見えます。
が、以前も書かせていただいたことがありますが、
実はこれ、質問原稿をそのまま音読しています。笑

私の場合は年4回の議会のたびに20分間の質問が許されています。

1回あたりおおよそ6,000文字前後のボリュームで原稿を作成します。
原稿を書いて、職員の方と内容について確認(これを答弁調整と言います)をした後に、
確定した原稿を議場で音読することになります。

音読しているから悪いということではなく、
突発的に質問をしても良い答弁が返ってくるとは限りませんし、
事前に内容をお伝えしておくことで
丁寧なご対応いただくことができるというメリットもあります。

答弁は事前に聞かされていないので、
原稿を音読するだけとはいえ、やはり緊張します。

私はブロガー議員として活動しているため、
毎日欠かさずブログを書くことにしています。
ライトな内容の日もありますが、
多い日では1日に3,000文字程度の文章を書くこともあるため、
6,000字の文章量としてはそれ程多くないように感じています。
(もちろん、質問原稿とブログとでは、文章の内容の濃さが全然違いますが。)

決算特別委員会で約50分総括質疑の時間を頂いた際は、
12,000文字程の原稿を用意しました。

また、質問のテーマはブログを通じて募集した後に、
私の視点でブログを書いて一度ネット上に公開し、
様々な方から厳しい指摘をいただいた後に議会で質問するようにしています。

いただいた区民の皆様からのご意見を
最も良い形で行政に届けるためにも、
日々資料を読み込み、
行政職員へのヒアリングを実施すること等、
努力をして質問の質を高めていかなければなりません。

明日は朝から区役所へ登庁し、
質問原稿を作りに取り組みたいと思います。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社