先日コミケ会場にて演説をしていた際に、新宿区と事業を展開されていたという方と知り合い、区役所にお越しいただきお話をお伺いする機会がありました。
過去のブログはこちら。
コミケに国・都・区から政治家参上!?今年もありがとございました!
数千人規模でお送りする超都市型野外音楽パーティRe:animation(リアニメーション)のホームページ。すべてをフラットに楽しむモチベーションを持つ人へ、音楽とアニメーションの素敵な出会いの場を。
こちらのイベントは、行政や地域と連携を取りながら発展を続ける、非常に珍しい優れた事例です。
当時のコマ劇前で開催されていましたが、これまでクラウドファンディングや、当日の物販で資金を捻出し、民間主導で事業が展開されました。
リアニメーション開催後の歌舞伎町のイメージはガラッと変わりました。
歌舞伎町の屋外で音楽×アニメイベントを開催することに関しては賛否両論あると思いますが、ブランディング戦略として、サブカルチャーを選択した歌舞伎町担当職員の判断も素晴らしいと思います。
そして、主催者の方は、イベント開催当初は全く異なる仕事をしていたそうですが、勤めていた会社を退職し、独立することになりました!
民間が活躍するチャンスを生み出した、真の創業支援と言えます。
今回ご紹介させていただいた事業は、税金ではなく、創意工夫で地域活性化やブランディングを実現することができた優れた事例だと考えています。
若い世代が生み出す新たな価値は、地域活性化のために必要です。
しかし、行政がトップダウンで金と計画を押し付けるような形で新たな価値が生まれてくるようなことはありません。
自治体が新たな価値を手に入れるためには、道路利用などの規制緩和を推進することが不可欠です。
事業者に補助金を与えることでは無く、自由に活動する機会を生み出すこと、つまり多様性を認めるということだと改めて認識しなければなりません。
地域活性化だけでなく、創業支援など産業政策としても有効な事例を増やしていきたいと思います。
それでは本日はこの辺で。