小池百合子 希望の塾はじまる。改めて政治塾の解説

新都知事の誕生は記憶に新しいですが、政治塾が立ち上がることが発表されました。

塾の詳細や、お申し込みはこちらのページから↓
小池百合子政経塾 希望の塾 公式ホームページ

実は、私も議員になる以前には政治塾へ通っていました。
また議員になってからは少しだけですが登壇、運営側(雑用)をやらせていただくこともありました。
本日は、改めて体験談として政治塾の実態をお伝えします。

まず当たり前ですが、政治塾に入塾するメリットは政治に関する知識を生で学べることです。
都民、そして政治家を目指す方だけでなく、幅広く政治を学ぶ場として開塾されています。

また、最近ではインターネットなどで情報を得る機会もありますが、政治塾の場合はまだ表に出ていない情報が知れたり、そして質問や懇親会を通じてインタラクティブなやり取りできるので、大きな学びとなるでしょう。
例えば、講師がまだ報道されていない踏み込んだ発言をする場合もありますし、質問すれば塾でしか知ることのできない最新の情報が語られる可能性もあるので、結構ドキドキします。

そして、最も重要だと言えることは、やはり塾で出会う仲間たちです。
政治家を目指す方、また政治家や候補者を応援したい方など様々な仲間ができます。
政治に関する知識も様々で、政治オタクみたいなめちゃくちゃ詳しい方もいますが、これから知識をつけたいという初心者の方までいらっしゃいます。
私の場合も政治塾で出会った仲間たちが、選挙でボランティアをしてくれたり、あるいは新宿区民の方とマッチングしてくださいました。

また、普段は接点を持つことが難しい現職の政治家ともフラットに交流することができます。
議員になる以前に政治塾で登壇されていた国会議員の方と名刺交換をさせていただき、その後はブログやSNSを通じて交流をさせていただくようになりました。

今回、小池新党への布石など様々な憶測がありますが、現時点で小池新党は単なる選択肢の一つでしかないことが報道されています。
そもそも小池新党なるものが存在しないため当然ですが、希望の塾ホームページの注意書きにも記載されている通り、入塾や卒業をもって公認が出るということはありませんし、これは他の政治塾でも同様です。

私のまわりでも塾を卒業した場合でも選考の結果で公認が出ない場合もありますし、そもそも塾に通っていなくても公認が出るケースもありました。
しかし、選挙の際に応援してくれる仲間とのネットワークを築いたり、政治塾を利用して熱意や政治への理解を高めることは、立候補をする上で非常に重要なことです。
立候補を検討される方は塾で得られるリソースをフル活用していただきたいと思います。

ここまでは、政治への志が高い方や、本気で選挙にのぞむ方の話ばかりしてきましたが、政治に関するニュースがわかるようになったり、塾生の中から飲み友達ができて楽しそうにしている方も結構いたので、本当に気楽な感じでご応募いただいて大丈夫かと思います。

志があって政治に挑戦しようとしても、民間とのギャップは大きなものです。

政治家になるためには、世襲、全国レベルの有名人、秘書経験者、公務員、政党に強力なコネがある等のバックグラウンドが必要になることもありますが、民間企業で日々仕事をしている人たちにとってはハードルが高いものです。

そんな中で、政治を学ぶ第一歩として、小池百合子政経塾「希望の塾」はオススメです。

もちろん、事前に選考があって、規定の文字数の範囲で自分の考えを伝えなければなりません。
しかし、マニアックな知識が問われているわけではなく、多様な方に応募いただけるような設問となっているため超入門者にもオススメです。

政治家を目指される方、主権者として社会を良くしていきたい方、あるいは趣味で政治を学んでみたい方など、ぜひ希望の塾をチェックしてみてください。

小池百合子政経塾 希望の塾 公式ホームページ

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社