こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
本日は、都立新宿高校の公開講座へ。
テーマは、江戸東京伝統野菜の「内藤とうがらし」です。
内藤町にある新宿高校でも、昨年から栽培がはじまりました。
新宿高校の生徒、そして参加を希望する親子を対象に、講座が開かれました。
まず、内藤とうがらしプロジェクトの成田代表によるお話がありました。
内藤清成や百人隊、宿場町としての新宿のお話などもされていました。
次は、内藤とうがらしを栽培する農家の方のお話がありました。
外に出て、内藤とうがらしの栽培ワークショップへ。
農家の方から、土や水の入れ方などについてご説明をいただきました。
とうがらしを通して、生物や家庭科、歴史まで横断的に学ぶことができる講座でした。
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内藤とうがらしの取り組みは、新宿区立の小・中学校で行われてきました。
都立高校での新宿区の歴史文化を学べる仕組みの構築については、以前議会でも提案をさせていただいたテーマです。
新宿区が直接財政的な支援を行なっているわけではなく、NPOと高校の連携によって実現しています。
しかし、新宿区としても内藤とうがらしに関するイベントを後援するなど、積極的な支援を行なっています。
区が行なっているのは間接的な支援ですが、適切なバランスだからこそ着実に進んでいます。
6月9日、10日には、歌舞伎町シネシティ広場にて、内藤とうがらしに関するイベントも開催されます。
新宿高校では内藤とうがらし、新宿山吹高校では夏目漱石、戸山高校では少し渋いですが徳川慶勝など、実践的に学べる機会をつくってまいります。
それでは本日はこの辺で。