新宿ゴールデン街まちづくり協議会。盛り上げるのは民間、安全・安心は行政

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、新宿ゴールデン街まちづくり協議会でした。

ナイトタイムエコノミーに期待が集まっています。
渋谷区のハロウィンなどネガティブな側面に注目が集まっていますが、今後も地道に取り組みを続けていきたいです。

まちづくり協議会では、ゴールデン街でお仕事をされているテナントの方やオーナーさんが集まり、街の課題について議論を行いました。
新宿区役所も複数の部署が関わっていますが、新宿駅周辺まちづくり担当課、危機管理課、みどり公園課が出席をされていました。
さらに、四谷消防署、東京電力パワーグリッド、コンサルティング会社も出席されています。

防災・防犯対策が主なテーマです。
警察から自動火災報知設備が必要な建物に指導等が行われていますが、安全・安心対策を行なっていくことが必要です。

燃えにくいまちづくりに関して、コンサルタントの方から説明がありました。
火災も記憶に新しいですが、建物の改修や建て替えを行うことで、不燃化を推進することができます。
しかし、すべてを建て替えてしまうと、別の街になってしまうという問題もあります。
私もゴールデン街が大好きですが、良さを残しながら安全・安心を強化することで長い間残せるよう、議会からも地道に取り組んでまいります。

また、先日もブログでご紹介させていただきましたが、ゴールデン街前の遊歩道は「新宿遊歩道公園」という名の区立公園です。
犯罪等のトラブルも発生しているため、対策が必要です。
地域の方からは「暗い」というお声をいただいておりました。
枝葉が公園灯を覆っていたところもありましたが、取り除き明るさの問題は改善ができました
しかし、監視カメラがない状況では、犯罪行為を止めることはできません。
引き続き、議会でも監視カメラも含めた安全・安心対策を進めてまいります。

他にも、喫煙する場所がないという問題が挙げられていました。
受動喫煙は問題だと考えていますが、喫煙者も非喫煙者も気持ちよく過ごせる街であるべきです。
繁華街については規制のあり方を検討し、喫煙者への配慮も必要だと考えています。

ナイトタイムエコノミーを盛り上げるのは民間です。
しかし、安全・安心に関しては、行政の役割は大きいと考えています。

ゴールデン街は大好きな場所です。
次の定例会では、ゴールデン街やナイトタイムエコノミーに関する代表質問も検討しています。
議会でも議論が活発になるよう活動を行ってまいります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社