希望が失われる運動。パートナーシップ制度を求める教授・世話人「クソ区長!」と暴言

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

表現の自由等に関してご意見を求められる一日でしたが(明日にでも書きます)、偶然にもこちらの投稿を見つけました。

最近は、考えが異なっても他者を尊重しながら、とても平和に過ごしていました。
しかし、あまりにも残念なことがあったので、久々に個人的な記事を書かせていただきます。

投稿者は、「明治大学法学部教授」「 北海道大学名誉教授」「自治体にパートナーシップ制度導入を求める会世話人」の方です。
性的マイノリティの方とも意見交換をさせていただくこともありますので、この方が動かれていることは把握しておりました。

一般の方にはここまで申し上げることはいたしませんが、大学教授かつ制度を提案する側の方がこのような暴言で喧嘩腰であることを大変残念です。

そもそも「吉住区長」ですし。

このような姿勢では、一部では求心力が強まるかも知れませんが、広く区民の理解を得ることからは遠ざかるしかありません。

新宿区議会では、先日も超党派で性的マイノリティ、パートナーシップ制度の視察を実施しました。
私自身も制度に関する他区の予算を確認し、予算特別委員会でパートナーシップ制度が予算的にも実施可能性が高いことをお示しながら提案できるよう準備を進めていたところです。

そもそも、私もすぐにご答弁をいただけないことばかりです。
逆に議員個人で何でも瞬時に思い通りにできたら問題です。
そのために合意形成が大切で、日々ご理解をいただけるように活動をするものです。
基本的には提案の内容や手法を改善する必要があると考えています。
区政を取り巻く状況も変わっていますし、新たな政策が答弁とは関係なくはじまることもよくあります。

とにかく、感情的には、もうこのテーマに関わるのをやめようと思いかけてしまいました。
右も左も関係なく、過激な方向性に進んでしまう方が多いです。
愚痴っぽくなりますが、冷静ではない方や意見を押し付けてくる方との対話は難しいもので、日々悩んでおります。

私は当事者ではありませんが、性的マイノリティの区民の方には1期目の関連する取り組みをご評価いただき、投票していただくこともありました。

感情的に対応をするのは、政治家としてよろしくありません。
今回の件はここで忘れて、ご期待にこたえるためにも区民のみなさまと対話をさせていただきながら、政策を前に進めてまいります。

先日も1(私)対37(他全員)で議案態度が分かれてしまいましたが、議会では一番の反体制・マイノリティと呼ばれてもおかしくない立場かも知れません。
しかし、様々なお立場があるので、民主主義のルール上は仕方のないことだと思っています。

政策が違うからこそ、意識的に区長や他の議員のみなさまをリスペクトをするよう心がけます。

それでは本日はこの辺で。