地域課題としての地域猫対策

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

予算特別委員会で地域猫対策についてご報告させていただきます。

これまでも取り組んできましたが、改めてご説明をさせていただきます。
よく誤解をされてしまいますが、猫が好きな人を支援する取り組みではありません。
新宿区の資料はこちら。

人と猫との調和の取れたまちづくり〈地域ねこ対策〉パンフレット [PDF形式:3.2MB] (新規ウィンドウ表示)

私のところにも騒音や糞尿の問題でご相談をいただくことがありますが、地域の課題を解決するために取り組んできました。
私自身は、議員になってから困っているとご相談をいただき関心を持ちました。

猫はねずみ算(ねこ算?)的に繁殖してしまうため、不妊去勢手術を行うことが重要です。
これまでも手術の一部助成を行ってきましたが、今年度から獣医師会に非加入の動物病院でも対応が可能となりました。
しかし、区内の動物病院が助成事業に理解がなければ対応が難しいです。
耳をカットする方法などをご存知ない場合もあるようですが、保健所からの働きかけを要望いたしました。

また、地域猫対策サポーターという制度があります。
実際に現場対応は数年かかることが一般的ですが、任期が1年と短いです。
また、街の広さに対してサポーターの数が少ないという点も気になっております。
新しい方にもご加入いただけるよう、ハードルを下げることについても要望をいたしました。

他にも、東京都も飼い主のいない猫の緊急⼀時保護事業の予算案が提出されていますが、新たな動きも注視をいたします。

地域猫対策は、ボランティアのみなさまに支えていただいております。
現場のみなさまには、改めて感謝を申し上げます。
それぞれのお立場から活動に取り組んでいただく中で、ご苦労も多いと思いますがすべての活動がバランス良く尊重されるよう、議会活動に取り組んでまいりますので、

早稲田大学には、早稲田大学地域猫の会というサークルがあります。
手術へのご対応もいただき、日々の活動に感謝を申し上げます。

大学院生も加入できるようですが、18歳と32歳では14も離れているので厳しいと感じています(笑)
入学後には、ご挨拶をさせていただき、ご協力させていただければと思います。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社