議会も行政と同様のレッドチームテストでセキュリティ強化を

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

少し前の話になりますが、自治・議会・行財政改革等特別委員会で、ICTに関する議論の機会がありました。

議員が議案等の資料をタブレットで閲覧できるシステムが導入されましたが、IDやパスワードの管理についてが議題になりました。
個人情報を扱っているわけではないため、紛失したり漏えいすることになっても大きな被害は出ないようになっています。
とは言え、問題が起きてしまうとよくないので、紛失後にはすぐに申告をし、パスワードを再発行できるような体制を作っていただけるように要望をしています。
悪いことをしてしまったと言い出せないということのないように気をつけます。

また、セキュリティに対する懸念もあります。
新宿区では、レッドチームテストと呼ばれる軍隊が採用するセキュリティ演習を実施しています。
大きな投資をして、ノウハウが蓄積されていますが、議会には共有されていません。
サイバー攻撃と聞くと映画に出てくるハッカーのようなイメージとではなす術がないように思えますが、実は標的型メール攻撃のような地味な攻撃を防ぐことが重要です。

私は個人的に演習の結果を確認していますが、ぜひ議会に向けて研修の機会を作っていただきたいと要望をしています。

ご理解をいただきながら、議会でも先進的な取り組みを進めてまいります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社