学習会ワーカーズコープに学ぶ協同労働と地域づくりでした

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、学習会ワーカーズコープに学ぶ協同労働と地域づくりに出席しました。

労働者協同組合法が施行される予定になっています。

一般的な会社では、株主が企業に出資し、労働者は経営者に雇用され賃金を受け取ります。
しかし、協同労働では、労働者は組合員として出資し、賃金を受け取ります。
従来の会社は、労働者と経営者が対立するような関係にありましたが、自ら出資を行うことでよりフラットな関係になります。
設立まで時間がかかるNPO法人と比べると、迅速に設立して仕事をはじめることができる点も特徴です。

新宿区内で先進的な活動に取り組まれてきたワーカーズコープさん、ゆったりーのさん、えんがわ家族さんの事例をご紹介いただきました。
また、行政と仕事をすると民間の強みである自由度が失われることや事務のご負担が増えてしまうこともあります。
区民の財産を利用するため必要なことだとは考えていますが、少しでもご負担を軽減できるように連携のあり方について考えていかなければなりません

私も民間ではスタートアップでエンジニアとして雇用されていますが、立ち上げたばかりの会社だったこともあり株主でもあります。

自分の意思を反映されるために雇用形態は問いませんが、仕事をするときは出資ができるような職場が良いと思っています。
とは言え、資金も必要で、責任も伴い、主体性が求められるため向き不向きはあると思います。
選択肢が増えることは歓迎することで、引き続き動向を注視いたします。

新宿にじいろネットワークさん、日本共産党新宿区議会議員団さん、立憲民主党・無所属クラブさん、社民党新宿区議会議員団さん、ちいさき声をすくいあげる会さんの共催ということで、お世話になっている会派のみなさまが取り組まれている学習会です。

お声がけをいただきありがとうございました。
学習会の経費を各会派で割り勘されていたようなので、今後は私も責任を負って資金を出さなければならないと思いました。

それでは本日はこの辺で。