こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
ICT化社会において、オープンデータの推進は都市の発展に必要です。
データの公開方法は様々で、PDFなどコンピュータが解読しにくい形式から、CSVなどExcelで操作ができる形式もあります。
オープンデータでは、Linked-RDFという形式が五つ星とされています。
ほとんどのウェブサイトには内部、外部へリンクがありますが、現在はただ他のサイトに移動できるだけで、サイト間のリンクに特に意味はありません。
Linked-RDFでは、コンピュータが理解できるよう、構造化されたデータをリンクする(≒リンクに意味を持たせる)ことができるようになります。
インターネットの生みの親とも呼ばれる、ティム・バーナーズ=リーが精力的に入れて取り組まれている分野でもありますが、これが普及することで、インターネットのあり方が今後大きく変わる可能性があります。
さて、私は趣味で少しコードを書くことがあります。
ちょうど1年前にはこんなネタにトライ↓
【動画有】議員でも15分で1億円以上のアプリを作れちゃった!?プログラミングも政務活動になる時代へ
オープンデータとして公開されているデータを用いてすでにアプリ化されているものがあるため、新たに私がアプリをつくるまでもないかとは思いますが、今後の展開のためにも少し実務能力を高めたいと考えていました。
そこで今回、Linked-RDFの理解を深めるため、初めてSPARQLという言語に取り組んでみました。
この言語があれば、オープンデータにアクセスすることができます。
が、PHPやSQLという言語でCSVのインポート、エクスポートをするプログラムをつくったことがありますが、SPARQLはさっぱりわからず…。
先日行ったデータシティ勉強会でも、
「CSVの方が扱いやすい。」
というご意見もありました。
現時点では私自身が参入障壁を感じているため、このようなご意見があるのもわかります。
まだ社会でもほとんど注目されていない分野ですが、なるべく早くこの壁を突破していかないと、将来のICTインフラの発展に影響が出ると考えています。
自分の手で未来を切りひらくためにも、なんとかしたいものです。
データシティ勉強会でお世話になった福野さんがつくったコードを読みながら、福野さんのホームページでも紹介されていたSPARQLの書籍を購入して、これからじっくり勉強します。
それでは本日はこの辺で。