社会に拡がるワカモノの力。学生は町会・自治会にも劣ってない

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日から新宿区議会第二回定例会が始まりました。
私の出番は明日ですが、他会派の代表質問をお伺いしていると、大変参考になります。

その後、新宿NPO協働推進センターで行われた「『社会に拡がるワカモノの力』~活気ある学生の社会貢献活動の今を知る~」というイベントへ。
NPO法人やサークルで活動する学生から、大学内で地域のボランティアを行う団体や国際的な活動をする団体などの様々な取り組みが発表されました。
学生の活動内容をお伺いしていると、大人以上の活動をされていることが伝わってきました。
交流会も行われましたが、学生さんから活動についてお伺いしたり、NPO関係でつながりがあった方と数年ぶりに再会したり、大変充実した時間を過ごすことができました。

若者の活動は、行政や議会では過小評価されてしまいがちだといつも感じています。
議会でも地域コミュニティについて議論が行われることがあります。
町会・自治会、地区協議会、商店会などの話が中心で、若者の活動について取り上げられることはほとんどありませんし、行政とつながりの強いNPOもありますがごく一部です。

もちろん、町会・自治会、地区協議会、商店会などが地域活動を行うことは大切なことで、素晴らしい取り組みもたくさんあります。
ただ、そればかりに目を向けていても、相対的に若者の活動が遠ざかってしまいます。
行政が想定する地域コミュニティと、意識高い学生のサークルと比較した際に、本来であれば上も下もありませんし、私たち上の世代は、率先して新しい活動にも目を向けたり、上の世代がそれらの活動の阻害要因になる場合には権力を放棄しても若者を応援することが必要だと考えています。

行政が決めた方針では公費の投入が行われ、社会的に意義があることでも行政の方針から外れて活動すれば、自らの活動を削って税金を支払わなければならないことには、違和感を感じています。
地域コミュニティに関して過去の歴史はあると思いますが、新しい活動が生まれるように、よりフラットになるよう見直していかなければなりません。

本日は定例会で公明党さんは、「若者の区政参画」というテーマで代表質問をされていましたし、イベントにはのづ議員やえのき議員も出席されていました。
新宿区議会の中でも若者をテーマにした取り組みが盛り上がってきたようで、大変嬉しく思っています。
議会一丸となって、若者のためになる区政を実現していきたいです。

明日「若者の区政参加」というテーマで代表質問をさせていただきますが、前日に良い機会をいただきました。
私の出番は、13時〜14時くらいになると思うので、傍聴やネット中継などご活用いただければと思います。

インターネット中継

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社