こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
昨日は、医療機関さまを対象に、ウェブメディアの特徴と活用というテーマでお話をさせていただきました。
少しだけ区政に関してお話をさせていただきましたが、現職の議員でありながらこうした場にお声がけをいただけることは大変ありがたいです。
病院など医療機関でもウェブメディアの活用で悩みは多いものです。
実は地方議員と医療機関とは、非常に似ています。
公職選挙法のように、法律によりコンテンツの規制がかかっているところはそっくりです。
また、ローカルな範囲でウェブメディアを活用することが求められるというところもです。
例えば、私がテレビや新聞に取り上げられる際に、
「テレビ見たよ!」
と街頭でお声がけをいただくことはあっても、新宿区民の方から後援会のお申し込みをいただく可能性は低いです。
広範囲で認知度を高めることでも大切なことですが、実はSNSを通じて後援会のお申し込みをいただいたり、知人にご紹介いただくことの方がテレビよりもインパクトがあります。
SNSや検索エンジン等を活用することで擬似的に地域をつくりだすこともできるため、しっかりと対象に届けることが重要だということをお伝えしました。
インターネット上に擬似的に地域をつくりだす方法はこちら。
また、専門的な話ばかりになってしまい、業界関係者だけが「いいね!」を押すような記事だけでもいけません。
私も政策的なメリットのない場合は、他自治体や国政の話は最小限にするように心がけていますし、一人でも多く新宿区民の方に届けることを目的としています。
実際に私のブログでも最も反響をいただくのが、グルメブログです(笑)
リアルで区民の方にお会いした際も、
「ブログのお店行きました!」
という話をいただくことが一番多いです。
もちろん政治の話をオープンにすることは大切です。
私も日々アクセス数などをチェックしながら感じていますが、あまりにも政治の話題を連投すると、引いてしまう方もいらっしゃり、次第に読んでいただけなくなります。
グルメブログは、地域の活性化のために一人でもお店に足を運んでいただくことや、街に関心を持っていただくために定期的に投稿しております。
ブログ自体は、実は政策に関する記事の方がメイン、記事のボリュームも多いです。
そのため、グルメの記事を見た方にも、他の記事がたくさんレコメンドされる仕組みになっており、ついでに子育て支援など興味のある分野の記事をお読みいただけることもあります。
医療機関の場合も、業界関係者しか読まないような記事を投稿したり、SNSを活用できていないことも多いため、改善できることはたくさんあります。
また、サイトからリアルなイベントへの集客についてですが、私も区政報告会の集客には非常に苦労します。
ただブログやFacebookのイベントページで周知するだけでは難しく、個人的にメッセージでやり取りをさせていただくとご参加いただけるということもあります。
そもそも、ウェブメディアの費用対効果が悪い場合は、むしろアナログな手段で一人ひとりに対して丁寧にイベントの告知をさせていただく方が確実です。
今回は、基本的なウェブメディアの基本的な活用法に加えて、SNSの特徴や、Webマーケティングに必要なツールや情報の取得方法についてご説明させていただきました。
現職の議員ということで敬遠されがちではありますが、機会をいただければイベントにも積極的に対応させていただきます。
それでは本日はこの辺で。