医療的ケア児の保護者が自由な時間が確保できる未来に
こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
医療的ケア児の保護者についてです。
昨年は、2日間ですが特別支援学校で介護体験をする機会もあり、実は妹が特別支援学校の教員だったこともあり、身近なテーマです。
新宿区には、新宿養護学校があります。
昨日、担当課やそして現場のご意見をお伺いしておりました。
私も重点的に取り組もうと考えていたタイミングで、偶然にも都で関連する答弁が出たようです。
こうした後押しもあり心強いです。
上記の記事にあるように、学校へ待機する等、保護者が一日の大半の時間を過ごさなければならない場合があります。
他にも宿泊を伴う行事、放課後のデイサービスへの移動なども考えると大きな負担になります。
現在は融通がきくように改善されましたが、以前は学校で待機する保護者の方がお昼を買いにコンビニへ行くことさえも難しい時代があったそうです。
新宿養護学校にも医療従事者が複数人いますし、教員も一定の対応ができます。
また、緊急時は救急車を呼ぶことで対応することになります。
現場の先生の中にも保護者不在でも対応できると判断されている方もいらっしゃるようですが、学校の責任、そして過去の慣習がハードルとなっていると推察しています。
今後は議論を整理してクリアし、保護者不在でも対応できる幅を広げることが大切です。
—
ご負担を軽減することは、保護者のみならず、お子さんのためにもなることです。
新宿養護学校の先生は大変熱心にお仕事に取り組まれていますし、バスが導入されました。
これまでは、1日5,000円ほどかけて、タクシーで通学をしている方もいらっしゃったそうですが、非常に重要な取り組みだと考えています。
新宿区の該当するリンクがなく、連続で公明さんの記事を引用させていただくことになりましたが、党派を超えて熱心に取り組まれている方から勉強をさせていただき、意見交換をさせていただきながら、前に進めていきたいと考えています。
それでは本日はこの辺で。