新宿区の民泊ルールブック公開、3月15日〜事前の届出。世田谷区は曜日による規制見直しへ

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日のテーマは、これまで複数回にわたって取り上げてきた民泊についてです。
まず、住宅宿泊事業、いわゆる民泊に関して、リーフレットやルールブックが作成および公開されました。

住宅宿泊事業に関する区のリーフレットを配布しています:新宿区

住宅宿泊事業を始める方のための「ルールブック」を作成しました:新宿区

条例によって民泊を規制をすることについては、今でも納得していません。
ゴミや騒音などの問題など、地域が抱える課題が解決することを期待しています。

これまでは、家主滞在不在でどのように問題が起きていたのか、実態を把握することができませんでした。
6月15日から民泊が解禁となりますが、届出によって実態が明らかになるでしょう。
特に、家主滞在型は苦情の件数が低い可能性も高く、新宿区でも実態をみて規制緩和を行うことが必要です。

また、民泊に関しては都内で気になる動きもありました。

民泊 例外的に平日もOK 世田谷区:朝日新聞デジタル

世田谷区では、住居専用地域の中でも「区民の生活環境が悪化するおそれがないと区長が認める地域」では営業が可能になりました。
そもそも、近隣住民が認めていれば何も問題はありませんし、条例で規制の範囲を決めてしまうこと自体に問題があります。
先行する世田谷区のように柔軟な対応を新宿区でもご検討いただきたいです。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社