【周知必須!】3年間で東京都(新宿区も) の全小学校の通学路へ防犯カメラ設置へ

本日は、先日の「文教子ども家庭委員会」でも取り扱った、
通学路防犯カメラの話をお伝えいたします。

新宿区、今後3年間で区内全小学校の通学路に防犯カメラを設置(Yahooニュース)

防犯カメラ設置の目的としては子どもたちの安全のためです。
一見、小学校の話で全ての人には関係のないように思うかもしれませんが、
本質的には「新宿区の道路に防犯カメラが設置される」という認識が非常に重要です。

新宿区から発表されている情報は以下の通りです。

児童の安全確保や犯罪抑止を目的として、平成27年度から平成29年度までの3年間で、区立小学校の通学路に防犯カメラを設置します。
なお、防犯カメラ設置・運用にあたっては、以下のとおり、住民プライバシーの保護を図ります。

  • 撮影対象は原則として通学路のみとし、民家や私有地などが映り込まないよう、不要な部分にはマスキング(塗り潰し)を施します。(マスキングされた部分は録画そのものを行わないため、後から閲覧可能な状態に戻すことはできません。)
  • 防犯カメラには監視を目的としたモニター(画面)は設置しません。
  • 画像の外部への提供は、事件捜査のため警察から公文書による請求があった場合などに限定し、それ以外の目的で提供することはありません。(新宿区)

また、タイトルにもありますが、
この話は、新宿区に限ったことではなく、
東京都の全公立小学校の通学路にカメラを設置することになっているのです。

全公立小の通学路に防犯カメラ 都内、6500台設置へ(朝日新聞デジタル)

東京都内にいる方は、
もはや都内全域にカメラがあることを意識しなければならないのです。

安全・安心のまちづくりに力を入れる新宿区において、
カメラを設置することで犯罪の抑止力として一定の効果は発揮するとは思いますし、
事件発生後の対応が向上するなど大きなメリットもあります。

一方で、プライバシーの観点からも、より踏み込んだ周知が必要なことは明らかです。

多くの人に知っていただくことで、
問題点が議論され、制度が改善していくのです。

防犯カメラには 賛否両論があると思いますが、
みなさんはどうお考えでしょうか。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社