7月後半に文教子ども家庭委員会の視察で、エイビイシイ保育園へ行ってきました。
エイビイシイ保育園
新宿区大久保にある認可保育園ですが、日本初の24時間認可保育園として有名です。
今の時代、共働きの家庭も多いです。
夜遅くまで仕事をすることも珍しくありません。
多様なニーズにこたえるために、24時間の認可保育園は存在しています。
24時間保育園を利用するのは水商売の人ばかりでは、と誤解されることもあるようです。
しかし、職種は様々で、公務員などで夜遅くまで仕事をしている方も利用しているそうです。
TBSの「夢の扉」という番組で、でエイビイシイ保育園について特集された際の映像を視聴させていただきました。
霞が関に勤務されている、ある公務員の方は、
「インターネットでエイビイシイ保育園をみつけて新宿区に引っ越してきた。」
とおっしゃっていました。
現在の園長は、エイビイシイ保育園をはじめる前は、もともと新宿区で24時間の認可外の託児所を運営していたそうです。
すぐ隣に歌舞伎町があるため、昼だけでなく夜も平等に保育がいきわたるようにしたいという想いから取り組みが始まりました。
24時間保育園という誰もやったことがない試みには差別や偏見もあったそうですが、署名活動を行い1万人以上の署名を集め、認可保育園になったそうです。
まだ数は本当に少ないですが、全国でも24時間認可保育園が開園しています。
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昨今ではライフスタイルが多様化し、従来のように正規雇用で月曜~金曜まで9時~17時のように決まった時間で仕事をすることが一般的だとも言えなくなってきました。
役所が中心となり進めてきた夕方に帰宅するタイプの保育園に預けるという選択肢だけでは限界があります。
子育て世帯のニーズにこたえられるよう、保育にも多様性が必要であり、そのためにも新たな事業者の参入が不可欠です。
それでは本日はこの辺で。