「希望の塾」第三回目では小池塾長から選挙について踏み込んだ発言有り

本日は、小池百合子政経塾「希望の塾」の、第三回目の講義が行われました。

先月追加募集も行われたことにより、追加入塾された方の開塾式もありました。
午前地は、新規入塾生に向けて、小池百合子塾長、石川雅己千代田区長、高野之夫豊島区長による講義、そして午後からは他の塾生も合流し、小池百合子塾長、河村たかし名古屋市長、上田清司埼玉県知事、竹中平蔵慶應義塾大学名誉教授による講義が行われました。

上田埼玉県知事と言えば、環境税導入を見送ったことも有名です。

また、小池塾長の講義ではこれまで以上に選挙に関する踏み込んだ発言をされていました。

小池知事、候補者擁立に意欲 来夏の都議選:日本経済新聞‬

小池塾長は、「ただ議員になりたいという人はいらない」と、政策を実現する仲間の必要性を訴えていますが、改革を行うためにはごもっともなお考えです。

例えば、専門家としてすでに政策立案スキルをお持ちの方もいらっしゃいれば、行政に関しての経験がない方の中にも、既存の政策パッケージにとらわれず、民間企業や日々の社会活動で身につけた、生きた専門スキル、経営スキル等を駆使することで、高学歴で優秀だと言われる行政マン以上の斬新な優れた政策を立案し、民間の政治的調整能力で実行をしてしまう方もいらっしゃるでしょう。
そして、これから学び行動をすることで、政策立案の専門家、現職議員以上に活躍するスキルを身につけることも一つの選択肢です。

もちろん議員になるよりも、民間の方が自由で高い報酬を得ることができるかもしれません。
民間であれば税金を徴収して誰かへ負担を強いる必要もなく、また時間のかかる議会というプロセスを経る必要もありません。
自分たちの力で直接的に社会を変えていくことができるため、やりがいも感じられるかもしれません。

そしてご存知の通り、時には家族まで巻き込んだ政治家に対する嫌がらせもありますし、プライバシーや人権もありません。

そのため、政治家になること、ましてや地方議員になることは、人生一発逆転を目論む泡沫候補等を除き、そのデメリットの大きさから優秀な人ほど敬遠されてきました。

しかし、勢い溢れる小池都知事と社会を変えるためにも、政治家になる、あるいは政治家をサポートすることは、必ず納税者にとって大きなメリットを生み出すことになるため、これもまた、民間ではできないやりがいのある仕事と言えます。

これから、名誉やお金ではなく挑戦する才能溢れる同志が小池都知事のもとへ集まってくるでしょう。

東京都知事選で、自民党が推薦する増田寛也候補ではなく小池都知事を支援した七人の侍が、自民党から除名されついに無所属となりました。

今後は小池都知事と都議会自民党との対決に突入するのか、そして候補者擁立に意欲を見せる維新の存在など、来年の東京都議会議員選挙は大混乱の見通しです。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社