プログラミング教育の研究は無料です!教育委員会や教員は妄想する前にまず手を動かそう

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

これまでもICTによって仕事が代替されてきましたが、人工知能によってその流れはますます加速することになるでしょう。
教育現場でも改革が必要で、第3回定例会ではプログラミング教育を取り上げようと考えています。
特に小学校の場合、既存の授業の中にプログラミングを加えることが求められています。
例えば図形の学習をする際に、プログラムで四角形を生成することもありますし、ローマ字の学習にキーボードを用いることもできますが、教員のやる気やリテラシーに依存するところも大きいです。

プログラミング教育は、妄想で語られることが多いです。
しかし、現実離れした話をするのではなく、実際に手を動かすことで、何が子どもたちにとって最適であるかを考える必要があります。

新宿区で検討されるであろう教材も、無料で体験できます。

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コードを書くことは義務ではありません。
しかし、先月鯖江市で行われたプログラミング教室でも、子どもたちは1日でロボットまでつくってしまいました。
学校ではプログラミング的な思考を学ぶにとどめる可能性が高いと予想していますが、子供達にはプログラミングの文法を理解し実際に自分で何かを作ったりするポテンシャルがあるでしょう。
そのためにも、学ぶ機会をつくっていかなければなりません。

Googleで調べれば公式のドキュメントが出てくることもありますし、学習に役立つ動画やスライドが公開されている場合もあります。
そして、プログラミングに限ったことではなく、人工知能やIoTに関しても、インターネット上で多くの情報を得ることができます。

社会の変化は激しく、これからますます変化の激しさは増して行くでしょう。
今後、人工知能に代替される仕事が増え、私たちの働き方は変わると言われています。
なぜそのように変化するのかを理解するためにも、まずは実際に体験してみることが必要です。

社会の変化や現場で研究を重ねて感じたことを踏まえて、教育委員会に質問をぶつけてみたいと思います。
この分野で、一定の成果が出るまで頑張ります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社