ミス一切なしより追跡可能なオープンデータ

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

新型コロナウイルス関係のデータについて一度報道されたことが訂正されることもあります。

私自身もよくミスをする人間だと思います。
(特にブログの誤字や言葉遣いがおかしかったり…)

根性論的に人的なミスは追及しないように気をつけながら、再発防止に努めています。
積極的に公開をした上ですぐに訂正ができることが重要ではないかと思います。
東京都はGitHubのアカウントを所有し、新型コロナウイルス感染症対策サイトのコードやデータしています。

また機会があれば書きたいと思いますが、GitHubとはプログラムやデータを公開するサイトのことで、自治体がアカウントを所有していることは大変画期的なことです。

私も念入りに確認をしたつもりでしたが、Code for Shinjukuで立ち上げた東京新型コロナグラフでおかしな点があるとご連絡をいただきました。
画像のように、感染者がマイナス1人増加したという値が出てしまったのです。
東京都では1日ごとに自治体ごとの感染者数の記録を発表しています。
私たちは当日の感染者数から前日の感染者数を引き算する仕組みでグラフを精製していますが、確認すると東京都の履歴を正しく反映したものでした。
GitHubでは過去の作業履歴がすべて記録されているため、間違ったデータをそのまま反映していたということになります。

オープンデータ・オープンソースは、ミスまで追跡できる可能性があります。
個人情報を扱うものはのぞいて、まずは公開いただきたいです。
誰かが間違いを発見するれば、修正をすれば良いのです。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社