テレビに出て反響ってあるの?瞬時にボコボコにされメディアの恐ろしさを知るの巻

本日は、ラジオ、テレビと2つの番組に出させていただきました。

まずは、朝7:00から文化放送の「福井謙二 グッモニ」という番組。
人生初のラジオに出演、しかも生放送

生放送と言っても、スタジオではなく、電話での出演でした。
ついつい早口になってしまい、隣で聞いていた妻にスマホ越しに注意をされる事態に。
もし、次回もこのような機会があれば、事前にゆっくり話す練習をしよう…と反省をしました。

そして次は、朝9:50〜フジテレビの「ノンストップ」というテレビ番組です。
今回は「公募議員について」がテーマになっていました。
事前に密着取材が入っており、議会での様子や、自宅も撮影していただいていました。
いろいろお話しさせていただいたのですが、編集後どのような内容になっているかは、もちろん放送されるまでほとんど知らず。
スタジオでの議論でバッシングを煽る展開になったらどうしよう…と少しだけ心配していました。
しかし、テレビをご覧になっていた方から
「地方議員が頑張っている様子が伝わってきた」
という意見をいただけるような素晴らしい内容に編集をしていただいていました。

また、「20代当選議員の会」でお世話になっている荻野大田区議会議員、そのべ世田谷区議会議員のコメントも放送されました。
現職議員が話しづらいテーマをわかりやすく問題提起してくださり感謝しています。

スタッフの皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!

さて、テレビに出た後に反響がありました。
放送後、すぐに視聴者の方からお電話などでご連絡をいただきました。
議会中ということもあり疲弊していたため、「顔が疲れてる」「悲壮なくらいマジメに仕事してる」などの書き込みもネタとして有りましたが(苦笑)、テレビを通じての情報発信だったこともあり普段と接する層が変わったことからネットだけでなく電話もかかってきて、声を通じていつもより多くネガティブな反応やご意見もいただきました…。

私はこれまで「子ども・若者の未来をもっと良くする!!」と振り切ったミッションを掲げて活動に取り組んできました。
今回の文教子ども家庭常任委員会に所属しておりますし、今回の定例会でも教育委員会に代表質問をさせていただきました。
そして、今回の放送では上記のミッションについてはカットされており触れられなかったのですが、議員になったきっかけの一つとして「教育に関心があった。教育の仕組みから変えたい」といったお話しを映像で使っていただいていました。

こうした内容の放送を見られた現職の教師だと名乗る方から、
「教師でもないのに(現場の)何がわかるの?不快になりました。もうテレビに出ないでください。」
というご意見をいただきました。

以前、子育て支援に関して予算の面から問題提起をさせていただいた際に、
「子どもがいないのに子育て語るとはどういうことだ!」
というご意見に対して、私の考えをブログでご説明させていただきました。

私は子育て支援も教育も、社会で行うものなので、自由で多様な意見が必要だと考えています。

もちろん、日々現場で日本の教育を支えられている教師の方々のご意見は大切だと思います。
しかし、「教員じゃないから教育を語るな!」ということは、現職の教員が言って良いことではありません。

そもそも、教師じゃないから教育に関われないのであれば、子供がいないから子育て支援を語れない、施設で育ってないから児童養護に取り組めない、若者だから高齢者福祉を考えられない、という話になってしまうのではないでしょうか。

また、私の議会活動は新宿区を納税者の立場からより良くしていくことを前提としています。
職員、教員、場合によっては現職の議員に対する活動に、反対意見を表明する場合もあります。

もちろん、現場で頑張ってお仕事をされている方のお気持ちを考えることも大切です。
しかし、頑張っている納税者の立場から、多様な意見を取り入れて議論し、問題提起をさせていただくことも必要です。

人口減少社会では、揚げ足取りではなく質の高い議論をすることで、多様な意見をぶつけながら合意形成をしていくことが大切です。
そのためには、情報公開を推進し、現場で働くプロフェッショナルから、そうでない一般の方まで多様な意見をぶつけ合える場を作り、政策を前に進めていくべきです。

私も日々考えを発信し続けますが、私の意見以上に優れたご提案をいただいたくこともたくさんあります。
その場合、自分の考えを改め、議論を一歩前に進めていきます。

メディアに登場すると燃えてしまうリスクはありますが、灰の中から鋭い意見と出会える可能性はあります。

あくまで、政策の議論であればブログやSNSでお返事をさせていただきます。
今後とも政策提言に関してお気軽にご意見をいただければと思います。

当日放送されるまで、私も最終的に放送される映像は見ることができませんでしたが、ポジティブな編集にホッとしました。

尺が短くなり意図した内容が伝わらなかったり、編集側の意図で本来の意図が曲がって伝わってしまうことも、ないとは言い切れません。
また、ポジティブに放送していただいた場合にも、視聴者の捉え方によって番組のテーマとは異なる予想外の批判が出てきてしまう場合もあります。
そこで、メディアに出る際には、ブログやSNSなど自身のメディアで考えを明らかにすることで、誤解を防ぐことが必要です。

今後もブログやSNSを通じて本当に伝えたいことを書かせていただき、オープンな場で皆様とも活発に議論をさせていただければと思います。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社