教育改革は必要だし熱くなる。でも必要だからって全て学校任せでいいの!?

本日のテーマは教育改革です。

タウンミーティング「新宿っ子の集い」も無事終了し、
田中紀子さんによる依存症教育について理解を深めることができました!

以前インタビューさせていただいた際のブログもご参考に。
お医者さん、高学歴でも人生をダメにする!?ギャンブル依存症は病気なんです

ゲームやスマホなど依存症のリスクはありますが、
本来は適切な時間内で自由に遊ぶべきだとは思いますし、
同じく一つのものに「のめり込む」という意味では
依存症と天才は線引きが非常に難しい問題です。

周りの人に迷惑をかけたら依存症だという見解は非常に参考になりました。

非常に重要かつ難しいテーマだからこそ、
活発な議論ができ良かったと思います。

いつの時代も教育は、社会の中で非常に重要な役割を占めていて、
政治を語る上でも絶対に外せないテーマです。

また教育は身近なもので、学校へ通った経験さえあれば、
他のテーマに比べ多くの人が議論に参加しやすいという特徴もあります。

「今の社会を変えるためには教育しかない!」
「画一的な教育よりも自由な教育だ!」
「社会に出て活躍できるように人間力を高める教育にすべきだ!」

こんな議論を居酒屋で白熱させた方も少なくないのでは。

また場合によっては、
「私は教師を目指す!」
「政治家になって制度を変えてみせる!」
という志をお持ちの方もいらっしゃると思います。

私が議員になった出発点も、
いまの教育を変えたいという思いにあります。

私が小学校に通いはじめたのは約20年前になりますが、
経済・政治が目まぐるしく変化を繰り返す中で、
学校の変化は非常に遅いと感じています。

昨年お会いしたある公立小学校の先生は、学校へ通うことを、
「ランドセルを背負ってタイムスリップをする」
と表現されていました。

教育領域での投資効率を高めるためには、
いまの時代に合わせていくことが大切です。

本日のタウンミーティングのテーマである、
「依存症教育」も、新たに必要な教育の一つだと考えています。

他にも今の時代背景的に必要そうなものを考えてみると
・コミュニティスクール
・インクルーシブ教育
・主権者教育
・ICT教育
・アントレプレナー教育
・グローバル教育
・習熟度別教育
・未就学児教育
・依存症教育
etc…

必要そうな要素がたくさん出てきます。

教育カリキュラムを決定する要素は学校の中ではなく、
社会のニーズに依存する性質があることから、
非常に広範囲にわたってしまうことになります。

私個人としてはすべてが必要だと思いますが、
今すぐに全ての教育を学校で実施することは、
コストや教職員の負担を考えても現実的だとは言えません。

だからこそ選択と集中に加え、
学校だけではなく社会で学べるような仕組みへと変化をさせていく必要があると考えています。

学校制度そのものが現状維持で良いのか、
今の学校制度とは別に良い手段が無いのか、
一度根底から考える必要があります。

議会活動も同様に、
高齢者福祉、若者支援、建設、子育て、教育、、、
と、手を広げることはできます。
しかし、今年いっぱいの新宿っ子の集いでは、
教育に特化し、更に議論を深めていきたいと思います。

本日の新宿っ子は教育改革に向ける第一回でしたが、
今後も活動を継続し世界一の教育改革プランの策定を目標に頑張ります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社