封鎖され外で立ち小便!?現在工事中の新宿公園

次の議会では、新宿公園について取り上げることにしました。

以前この公園に関する記事を投稿したのは5月でした。
ハイクオリティな新宿公園が24時間オープン→19時閉園になった理由

簡単に経緯を説明しますと、新宿公園はもともと「暗い」と言われていることもあり、子どもたちも安心して遊べる明るく見通しの良い公園へと、平成27年4月にリニューアルオープンされました。

しかし、夜に飲食をしながら騒ぐ人たちが増えてしまい、100名以上が集まり警察も駆けつけるような状況で、騒音によって近隣の方が眠れない状況になりました。
あまりにうるさくて二重ガラスにした住民もいらっしゃったようです…。

最終的に新たにフェンスを設置し、24時間の開園時間が制限されることになりました。

このような事例は稀ですが、税金で公園を運営することの難しさを痛感する事件となりました。

過去の記事でも書いたように、9月30日まで約1000万円を投じてフェンス設置工事まで行われます。

さて、この工事が始まってから、改めて私のもとにご意見が届くようになりました。
おそらく、これまで区が意見聴取をしていたのは、主に町会の方などだと推測されます。
普通に公園を利用されている方は、掲示を見たり区役所に問い合わせをすることはないでしょう。
(私も気になったことがあっても、そこまでは行動するのは議員になってからでした。)

実際に工事が行われてはじめて異変に気がつくことになります。
新宿公園の情報は、区のホームページにもほとんど表記されていませんし、どこに問い合わせたら良いのかもよくわかりません。
ネットで調べると私の記事くらいしか情報がなかったので、ブログやTwitterから私のところにご連絡をいただいたのだと思います。

その中でも、こんな情報をいただきました。

実際に私が見たわけではありませんが、確かにあり得る話で、提案内容も現実的なものです。
今日も新宿公園へ行ってきましたが、確かにトイレは入り口付近にあります。

現在は、近くの公園へ誘導する案内が。

もちろん優先順位を考えれば、住民の苦痛を取り除くことが第一だと思います。
しかし、区民の意見とはそれだけではありません。
公園を惜しむ区民の声、また来街者の声を十分に反映できていた、とは言えません。

トイレに配慮したフェンス設置という予防策もありますし、防犯カメラを設置する抑止策を検討するという意見もありました。
こうした意見は区役所の方にも届いているはずです。

今回の結論を変えることは難しいかもしれませんが、今後は別の選択肢も取れるよう、問題提起をさせていただきます。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社