水曜日の19時からは私が9期生として入学させていただいた日本政策学校の講義です。
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日本政策学校-主義主張・政党を越えて政治を志す人の学びの場
本日登壇されたのは、東京都知事選挙にも立候補されたことでも知られる、ジャーナリストの上杉隆さんで、講義のテーマは「日本のメディアが抱える問題点」でした。
講義の一部について、簡単にご紹介。
日本では、匿名の記事は一般的ですが、海外だと無責任、卑怯ということで原則匿名は不可であり、署名が必要になることが多いです。
匿名であれば、相手を批判をすることもできず、客観的で中立報道が行われるようになります。
また、日本の新聞は一般的に、「客観的で正しいもの」とされてきました。
しかし、NYタイムズのような影響力のある媒体であっても、間違いを当たり前に認め、長文で訂正をすることがあるようです。
失敗が許されない日本からすれば、こんなに間違えてばかりでは、
「恥ずかしくないの?」
と思われるかもしれません。
NYタイムズの例では、ミスを犯したことを認め謙虚になることの方が、大切にされています。
また、日本では例えば政治家が一度メディアに攻撃されたら、ひたすらダメージを受けるしかありませんでした。
海外では、反論や異論を述べることが当たり前です。
日本でも昨今ではネットを活用してリアルタイムの反論ができるようになりましたが、こうした日本の背景を考えると非常に大きなインパクトがあることがわかります。
日本のメディアは公正中立を目指すあまり多様性があるとは言えません。
しかし、ネットで個人が情報発信できるようになったことで、この流れも変わってきています。
さて、本日講義をしてくださった上杉隆さんの新刊が発売となりました。
小池都知事との対談もあるようで、私も購入して読んでみたいと思います。
誰が「都政」を殺したか? | 上杉 隆 |本 | 通販 | Amazon
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日本政策学校では、様々な企画がございます。
その一つに事務局サポートのもとで充実した視察プランがあります。
例えば、国政コースは党本部・議員会館、市民活動コースはこども食堂、そして私が志望している地方自治コースでは夕張市の視察を行う予定ですが、コースにとらわれず全部視察することも可能です。
だいぶ昔ですが、おときた都議の夕張視察レポートは衝撃的なものでした。
「燃えるゴミ」が燃やせない町・夕張に、暗い日本の未来をみた | 東京都議会議員 おときた駿 公式サイト
前回の視察は日程が合わずに断念しました。
今回は都合が合えば日本政策学校のみなさまと視察を行ってみたいと思います。
それでは本日はこの辺で。