歌舞伎町のキャバ嬢は新宿区の強み!ナイトメイヤー(夜の区長)が区政改革

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

賑わっている街であっても、夜になると閑散としてしまうことは珍しくありません。
東京2020オリパラも迫り、ナイトタイムエコノミーの注目度が高まってきました。
特に新宿区には、国内最大級の繁華街でもある歌舞伎町をはじめ、夜も賑やかなエリアが多いです。
一方で、これまでの議会では、夜のお店やそこでお仕事をされている方は、街の問題であり規制の対象としての議論が中心でした。
新宿区が夜の強みに目を向けることで、問題ではなく強みに変えていくことができると確信しています。

今週は、三次ゆりか区議、そして歌舞伎町No.1キャバ嬢の愛沢えみりさんとランチをさせていただきました。
愛沢さんのお話からは、本当に新宿区が大好きなことが伝わってきました。
新宿区政についての意見交換をさせていただきましたが、夜お仕事をされている方には本来届くべき行政サービスが届いていないなど、アウトリーチの必要性を認識しています。

政治で最も重要な決め事は規制です。
全国基準の規制を新宿区に課すことは、必ずしもベストではありません。
新宿区内で夜間にお仕事をされている方々が議論し、関連する規制について柔軟に決められることが望ましいです。

今の区長や議会は、政党政治の延長的な側面もあり、区政の夜間の状況に対し、決して強みや理解があるわけではありません。
そこで、ナイトメイヤー(夜の区長)の導入なども有効だと考えています。

すでに、東京2020に向けて、ナイトメイヤーについての動きもあります。

東京にも「夜の市長」を創設へ Zeebraが準備委員会の設立を宣言

これは渋谷区の例ですが、東京と言っても渋谷区と新宿区では状況が異なります。
そして、メディア等の話題づくりだけではなく、地域のお仕事をされている方が規制や産業振興の実務について議論をすることが望ましいです。

愛沢えみりさんと、SNOWで記念撮影をしました。
愛沢さんは安倍総理と撮影したことで大きな話題(≒炎上)となりました。
私は総理大臣ではありませんので話が異なりますが、私自身はSNOWで撮影することは失礼だと感じませんし、むしろガンガンやるべきです。
コミュニケーションに正解はありませんし、政治家も若者の文化に対応することが望ましいと考えています。

愛沢えみりさんのような方に区政に関心をお持ちいただくことは、新宿区政にとって大きな強みとなります。
例えば、愛沢さんはインターネットの活用にも長けていて、Instagramのフォロワーは30万人を超えています。
効果的なSNSの活用法について教えていただきましたが、若い世代とのコミュニケーションに課題を抱えている区政にも重要な要素です。

同日の夜はグリーンバード歌舞伎町チームのお掃除にも参加しました。


(グリーンバード歌舞伎町チームさんより)

お掃除をしながら、元カリスマホストで経営者の手塚まきさんともお話をさせていただきました。
今年は優先的にお掃除に参加するようにしていますが、職場の周辺を綺麗にすることに加え、歌舞伎町との接点を増やしながら政策実現も目指します。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社