手話に触れる機会があれば、少し上達して理解が深まる

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、新宿区聴覚障害者協会のみなさま、手話サークルのみなさまと意見交換の機会をいただきました。

新宿区手話言語条例が制定され、新宿区では手話が独立した言語であるという理解が広まってきました。
この条例の最終決定権者は議会であり、私も賛成しています。
現在はまだ十分に対応ができていないと認識しておりますが、母語が手話の方も同じように教育や行政サービスを届ける責任があります。

実際に手話を使う機会がないと勉強しようと思っていましたが、なかなか動けていませんでした。
先日、新宿区聴覚障害者協会さんの講演会に参加したことをきっかけに、事前に勉強していきました。
自己紹介や簡単なお返事もうまくできずもっと勉強したいと思うようになりました。
ちょうど、本日もみなさまとの意見交換の機会をいただきましたが、前回よりも表現を増やしたいと思って簡単な自己紹介や挨拶や日常会話などYouTubeで少しだけ勉強しました。

意見交換をしている時にも動きをみて次第に理解ができるようになってきました。
教わることなく新たな表現を覚えることができますし、現場での実践は重要だと改めて感じました。
まずは議員が変わらなければいけませんので、これからも手話を使う機会を増やしていきたいです。

私が子どもの頃に手話のことを考える機会もありませんでした。
しかし、教育現場で新宿区では手話が独立した言語であることを伝え、コミュニケーションについて学ぶ機会が必要です。
落合第三幼稚園では、手話で歌う取り組みが行われているようです。
東京デフリンピック2025の開催が決定したので、議会を通じて教育の機会を増やしていきたいと考えています。

引き続き手話言語条例の推進に取り組んでまいります。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社