本日は「第3回子ども虐待を考えよう!未来を担う若者会議」へ参加してきました。
会場が新宿区内で、新宿区後援のイベントでもあります。
実はこども@ホーム推進委員会の活動をスタートした頃に、
特定非営利法人全国福祉未来ネットワークの久米理事長からオンライン上でご連絡をいただき参加をすることになりました。
改めてインターネットの可能性を感じますね。
全国福祉未来ネットワーク(未来ネット)
ついでに私たちの団体の宣伝を。笑
こども@ホーム推進委員会
銚子児童相談所の渡邊所長より「通告の重要性と若者にできること」という基調講演があり、
その後は、7つの分科会で意見交換をして発表をしました。
私たちのグループは、学生と社会人が半々ずつ参加して、
「学生だからできること」というテーマについて議論をしました。
例えば大学というコミュニティの中で、
啓発活動をすることにより、
友人など身近な人にリーチ出来るということは学生が持つ強みの一つです。
しかし、一方で高い志を持って福祉関連のボランティアをスタートしても、
途中で挫折をしてしまうという話も出ていました。
貴重な時間を割いてまでボランティアをするということは、
「活動の充実感」、あるいは「報酬」などのインセンティブが無ければ続けることは難しいかもしれません。
その活動が素晴らしく、継続することが必要であれば、
何が理由でやめてしまったのか、
理由を把握することが大切という意見が学生から出ていました。
実際に福祉の現場には辛いこともあり、
純粋に楽しめる場所とは限りません。
ボランティアの本質に向き合った、
非常に鋭い意見だったと思います。
何より今回のように志の高い学生が行動し、
このようなイベントを開催していることは大変素晴らしいことです。
学生の皆様、本当にお疲れ様でした。
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話は変わりますが、
イベントを通じて、学生時代の自分を思い返しました。
敷かれたレールの上を走るような人生ではなく、
もっと自由な社会なら良いのにな。と思い、
就職活動をせず、常に自分が正しいと思うことに軸を置き活動してきました。
また、特に取り柄の無い意識高い系の学生でしたが、
画一的な教育には問題意識を強く感じていたり、
教育から社会を変えたいということを漠然と思っていました。
興味のあるNPOの活動に参加したり、
ベンチャー起業家に話を聞きに行ったり、
意味も無く意識高い系の活動を繰り返していました。
そして、学生時代の私は何一つ社会にインパクトを与えることはできませんでした。
しかし、運が良いことにSNSで意識高い系の発信を繰り返していたところ、
政治を変えることが社会を変える上で最も効率的な手段の一つだと教えてくださる方がいました。
たまたま被選挙権年齢である25歳を超えていて、
コストを考えても、リスクを取れる範囲の選挙だったこともあり挑戦し、
仲間に支えられ、なんとか政治家になりました。
結果として漠然と興味を持っていた教育に携わることができました。
ラッキーで政治家になることができたと考えることもできますし、
意識高い系の学生という過去があったからこそ、
チャンスを見落とさず行動できたようにも思えます。
意識高い系の学生は、
「未熟な学生なんかに何ができる。」
と大人から叩かれることがあるかもしれません。
しかし、誰もが最初は意識高い系からのスタートです。
学生時代から大人以上の成果をあげることができる人は一握りですが、
折れずに発信し続けることで、必ず夢を叶える可能性は高まります。
私も若い方のために、
引き続き議会活動に取り組んでいければと思います。
それでは本日はこの辺で。