今回のテーマは、新宿区民の区政参加です。
先日新宿区議会で開催されていた委員会の見学に足を運んでまいりました。
本日はその続きの話になります。
(即日傍聴可!新宿区議会を傍聴するまでの流れ)
2014年7月より伊藤 陽平は新宿区自治基本条例検証会議で20代、30代含めて唯一の若者委員!?をさせていただいております。
過去の記事はこちらをご覧ください。
(認知度3.7%の新宿区自治基本条例!そして委員になれる倍率、報酬はいったいいくらなの?)
規定上、区民中心で構成された自治基本条例検証会議は、議会と連携をしていくことになっておりますが、
直接議会と接触する機会は無く、
あくまで、会議の内容をまとめて議会に報告するというスタンスになっております。
本当に議会が区民の意見を聞いてくれるのだろうか。。
直接議会と話をした方がよいのではないか
との声もございました。
そして、実際のところはどうなんだろう?
と委員会に足を運んだわけです。
委員会では、新宿区自治基本条例検証会議の報告をされておりましたが、
資料を見ると、私の発言が取り上げられておりました!
「若者のニーズ把握に関して、ヒアリングは平日の昼間に開催されているので参加は不可能。(だから開催時間を見直して欲しい。)」
「意識調査においても、20代前半の意見は回答率が低いとのことで3%ほどしかなく、上の世代の意見に偏っている。夜中のコンビニにたむろしている金髪の若者の中にこそ困っている人がいる」
「若者のライフラインであるインターネットでの情報発信が一方的で広報が不十分。ソーシャルメディアを活用し、双方向のやり取りをすることが必要である。」
これらの意見が発表されてたのです!
「金髪、コンビニ」などの発言まで、そのままお伝えいただいたのには驚きました。。
これに対して、会議中に共感、ご意見をくださった新宿区議会議員の先生もいらっしゃいました。
実際にリアルで何かが動くというところまでは確認できたわけではありませんが、
新宿区の委員会等に参加することが新宿区政参加の第一歩になるということを目にすることができたのは大きな収穫でした。
現状の開催日時だと、若い方でこのような新宿区政参加できる方は限られると思いますが。。
熱量までは伝わりずらい
一方で、違和感を感じた部分がありました。
企画政策課長がたんたんとお話するのと、
20代で、周囲でニートやシングルマザーをやっている人の現状をみている伊藤が話すのでは、
伝わり方が大きく異なるのではないかと感じました。
例えば、区民の意見を紹介する箇所でも、
可能な限り実際に意見を持っているご本人が登場してお話をするような仕組みを作っていくことは重要だと思います。
行政を経由してではなく、
直接議会と話がしたいという方は多くいらっしゃいます。
時間的制約があって、 委員会の参加が難しい場合は映像を撮影して、動画を流すことも有効だと思います。
人の体温というものは非常に重要だと思います。 それをいかに効率よく反映させていくか、ということは今後の鍵になるのではないかと思いました。
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今回の傍聴を通じて、区民委員等の参加が一定以上効果がありそうだということが理解できました。
また、終わったあとにFacebookで友達申請をくださった新宿区議会議員の先生もいらっしゃいました。
ぜひ、ご自身の自治体でも募集をしていないかチェックをされてみてはいかがでしょうか。
それでは本日はこの辺で!