危険な車を摘発!報道され西落合のスクールゾーン抜け道問題が一歩前進へ

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

通学路について質問いたしましたので、ご報告させていただきます。

登下校中の安全確保は重要です。
私の自宅近くにある西落合の通学路が非常に危険であると、落合第三小学校に通う児童の保護者の方からご意見をいただいておりました。

この場所では、本来であれば午前7時30分〜9時まで自動車は通行できないことになっていますが、それを無視して多くの車が毎日通っています。

以前は、毎朝ボランティアによって、自動車が通れないように看板が設置されていました。
しかし、朝看板を出し、片付けることは大きな負担で、現在は担い手が見つからない状態です。特定のボランティアに負担をかけることなく、看板を設置するなど新たな対応が必要だと考えています。

地域からの要望もあり、その場所で警察が取締りを行っているとのことですが、頻度が少ないため効果を発揮していないという問題があります。

以下、質問と答弁です。

伊藤 通学路の安全確保について、どのように対応をされていますか。
道路課と連携しながら、看板の設置等のご対応をいただくことが必要だと考えておりますがいかがでしょうか。
さらに警察との連携を行い、危険箇所については要望を行うことが大切だと考えています。学校や教育委員会から要望等はどのように対応されていますか。

教育長 通学路の安全確保についてのお尋ねです。区では、全国で登下校中の子どもたちが巻き込まれる車の事故が相次いだことを踏まえ、平成24年度に小学校の通学路の緊急合同点検を実施するとともに、平成26年8月に「新宿区通学路交通安全プログラム」を策定し、警察や道路管理者などとともに、定期的な交通安全総点検に取り組んでいます。こうした点検の結果、対応が必要な箇所へは、ガードパイプやポストコーンの設置、カラー舗装などの対策を講じています。

また、教育委員会では、児童が安心して登下校できるよう、通学路に児童への声掛けや見守りを行う学童擁護員を1校あたり2名を基本に、必要に応じて人数を増員して配置しています。

次に、交通規制が設けられている道路への看板等の設置についてのお尋ねです。現在、進入する車両を防ぐための看板の設置については、PTAや地域のボランティアにより出し入れを行っていただいているところです。一方、担い手の負担や人材確保の面で対応が難しい学校もあることから、今後、地域や関係機関と連携して、対応について検討してまいります。

次に、通学路の危険箇所についての警察との連携や要望についてのお尋ねです。教育委員会では、定期的な交通安全総点検を通して、毎年度、警察と通学路上の危険箇所について情報を共有しています。また、通学路の交通環境に変化が生じた場合にも、随時、警察や道路管理者等と協議のうえ、危険箇所へのハード面の対策や、学童擁護員の配置の見直しなどを行っています。
こうした中、11月26日の朝には、学校から警察への要請により、落合第三小学校の通学路で、交通規制を守らない車両の取り締りを行っていただきました。
今後も、学校、教育委員会と警察とで連携を図りながら、通学路の安全確保に努めてまいります。

このテーマについては、議会では取り上げてきませんでしたが、保護者の方や担当課へも要望をしながら取り組んでまいりました。

まさか、後から報道されていたことを知りましたが、それだけ重要なテーマです。

スクールゾーンを抜け道に 車51台を摘発|日テレNEWS24(写真を引用)

私の力ではありませんが、質問通告をしてからすぐに動いていただき、議会でご報告をいただくことは大変ありがたいと感じました。

引き続き子どもたちの安全・安心を守れるよう、議会活動に取り組んでまいります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社