FAXからWEBシステムやメールへ!

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

先日も予告した通り、FAXについて質問しました。
とても便利ですが、保有率は低下しており、維持するだけでも費用がかかるので代替手段を認めていくべきです。

以下、質問と答弁です。

伊藤 区長部局、教育委員会部局におけるFAXの利用状況について教えてください。デジタル化への転換を推進し、原則的に代替手段を認めるべきかと思いますが、いかがでしょうか。

区長 ご指摘のとおり、総務省の令和4年通信利用動向調査での東京都の世帯におけるFAXの保有率は、28%と年々減少傾向にあります。
区長部局におけるFAXの利用状況は把握しておりませんが、区民等との連絡手段の一つとして利用しているところです。今後も区民等の利用状況に応じて連絡手段が選択できるよう、引続き、行政手続のオンライン化等を推進してまいります。

教育長 教育委員会では、各区立学校及び幼稚園等との日常的な連絡手段として、緊急性や内容に応じて、主にメールや電話を利用しているところです。
FAXの利用については、各学校において、学校給食の食材発注に多く利用している状況ですが、長年、取引のある食材事業者からはFAXでの連絡が簡単で便利であるといったご意見を受けています。
なお、WEBシステムやメールの利用を希望している食材事業者との間では、FAX以外の発注手段を活用しているところです。
今後も、給食食材に限らず、受け手側の意向等も踏まえながら、円滑かつ確実な連絡手段を選択していきたいと考えております。

紙で保存できることが便利ではありますが、ほぼ確実にデータを手入力することになりますし、保管スペースを考えてもDXの推進が望ましいと考えています。

FAX以外の選択肢がない方もいらっしゃると思うので、ゼロにすることは難しいかもしれませんが、原則としてDXを推進することが必要だと考えています。

連絡手段の改善については積極的に取り組んでいただきとてもありがたく感じました。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社