新宿区のノンカストディアルウォレットイベントの総括と今後のお願い

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

少し間があいてしまいましたが、デジタル資産に関する質問の続きです。
今回も少し専門的なテーマで申し訳ありませんが、ノンカストディアルウォレットについてです。

新宿区は、公衆浴場におけるNFTを活用したイベントの支援を行っており、その中でノンカストディアルウォレットが用いられていました。

スタートアップの方がノンカストディアルウォレットも含めた参加者向けの勉強会を開催してくださっていました。
コミュニケーションがとれる貴重な機会であり、検証のためにも実際に試してみることが重要だと感じています。

伊藤 区が支援していたNFTを用いたイベントについてです。ノンカストディアルウォレットの使用に関する認識と、区がイベントに参加し実際に扱ったのか教えてください。

地域振興部長 ご指摘のとおり、区が支援した新宿浴場組合のNFTデジタルスタンプラリーに使用したノンカストディアルウォレットは、ウォレットの手軽さやアクセスのし易さなど、誰もが使いやすい方法であることから、多くの方が気軽に参加できるイベントなどへの利用に適していると認識しています。

区は、今回のNFTデジタルスタンプラリーのスタンプ収集には参加しませんでしたが、組合からイベントの実施結果についての報告を受け、効果があったことを確認しています。
引き続き、公衆浴場利用者の獲得に向けて支援を行い、更なる公衆浴場の活性化に努めてまいります。

ノンカストディアルウォレットについて区の見解を伺うことができました。

日常的な業務でノンカストディアルウォレットなどの新たな技術に触れる機会はほとんどありません。
すぐにこれらの技術を区で導入することはもちろんリスクがありますし、民間の取り組みを通じて調査研究を行っていくことが望ましいと思います。

担当部署のみなさまには、このような機会で勉強会に参加したり、イベントで実際にノンカストディアルウォレットを触っていただきたいと要望しました。

引き続きイノベーションへの関心が高まるよう議会活動に取り組んでまいります。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社