小さな政府は誤訳で本当は「制限された政府」

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

大学院の先輩にご指導をいただく機会がありましたが、
「小さな政府は誤訳で制限された政府が正しい」
と興味深いお話をいただきました。

確かに英語ではLimited governmentですが、小さな政府と聞くと多くの方が悪いイメージを抱くはずです。
しかし、納税者の自由のために制限された政府となれば共感が広がるように思います。
私も小さな政府という言葉は用いず、制限された政府と表現することにします。

私は納税者の自由を大切にしているため、制限された政府と表現しようと思います。
例えば、自由とは真逆の政策を掲げる勢力が自由主義(リベラル)と逆の用語を使用しています。
イメージアップのために強烈な戦略かもしれませんが、やりすぎな気もします。

その先輩は自由主義者ですが、自由をリバティと訳してほしいところリベラルと訳されてしまったとおっしゃられていました。
リベラルを支持されている方が通訳だったそうなので、誤訳されてしまったそうです。

昨今では、納税者負担化のことを無償化と表現していることも誤解につながっているように思います。
形式よりも実質を大切にしながらも、適切な言葉で議論を行なってまいります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社