13歳のハローワークで人気職業ランキング圏外の政治家。
2014年には、シャーマンより下の順位だという結果が出ていたことが定番のネタになってきました。
最新のランキングではシャーマンも圏外になっているので、どちらが上からわかりませんが。笑
人気職業ランキング(2016年1月) | 13歳のハローワーク 公式サイト
シャーマンネタを発信されたおときた都議のブログもご参考に↓
常に深刻な人材難…「お買い損」すぎる政治の世界に生息する人材のレベルが笑えない
さすが、2014年度の中学生なりたい職業ランキングで、
シャーマン(祈祷師)を下回っただけあるというものです。
泣きたい。
シャーマンといえば、2004年までジャンプで連載されていた「シャーマンキング」という漫画があります。
アニメ化もされており、絶大な人気がありました。
当時中学生だった私もシャーマンキングを読み、
「シャーマンって強くてかっこいい!」
と憧れを抱いたものです。
おそらく、この漫画がきっかけとなりシャーマンの存在を知るなど、社会に与えた影響は少なからずあると思います。
スラムダンクが流行った時は、バスケ部が大人気でした。
また、ヒカルの碁が流行っていた時は、なぜか私も囲碁の本を読んでいました。
そして、幼稚園の頃にドラゴンボールに夢中だった私は、道着を着るためだけに空手を始めたものです。笑
コンテンツは世の中に大きな影響を与えます。
しかし政治家と言えば、漫画やアニメではほぼ「悪役」として登場します。
こうした背景もあり、ピュアな子どもたちが政治家に対して良い印象を持つことは、残念ながら難しいと思います。笑
安定する公務員が大人気の今の世の中で、政治家は業界屈指の不安定な仕事です。
しかし、公務員も政治家も同じ「公の仕事」です。
「かっこいい!」とさえ思ってもらえれば、政治家を目指す子どもが増えたりしないかな…!?
そこで、「ハゲタカ」シリーズでも有名な小説家・真山仁さんの政治小説「当確師」のドラマ化を心から望みます。
渡瀬裕哉さん(早稲田大学招聘研究員)、おときた駿東京都議会議員、斉藤りえ北区議会議員も当確師についてのブログを書かれています。
表紙には「デモでは民主主義は守れない」と強烈なキャッチコピーがありますが、政治の根幹となる選挙をテーマとした小説です。
この小説を読めば、民主主義への理解が深まり、「社会を変えるためにも覚悟を決めて選挙に出よう!」と思う人が増えるのではないかと思います。
真山さんが青年選挙プランナーから聞いた選挙現場のリアルな話を反映させていることもあり、現職の私が読んでもリアリティを感じることができるほど読み応えがあります。
2015年の安保法制デモ、18歳選挙、SNSなど最新のトレンドを踏まえていることや、相手陣営にスパイを送り込んだり、盗聴器を仕掛けたり、時には家族にも裏切られたりするシーンもあります。
人は醜い部分にこそ面白さを感じるもので、18歳選挙権解禁の今こそドラマ化して盛り上がってほしいと思います。
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私が選挙に立候補する1年前の2014年まで、HUNTER×HUNTERというアニメが放送されていました。
小学生の頃から大好きな作品でしたが、なんと選挙をテーマにしたストーリーが放送されていたのです!
HUNTER×HUNTERが選挙を扱ってくれたということにも勇気をもらえました。
AKB48はアイドルが総選挙をして選抜メンバーを決定するという企画で話題を集めてきました。
また、インターネット投票をいう仕組みを利用していることで、本物の選挙にも利用可能なノウハウが蓄積されていると思います。
既存のコンテンツに選挙が加わることで、少しでも投票が身近になり、政治への理解が深まれば嬉しいです。
それでは、本日はこの辺で。