こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
新型コロナウイルス 感染症関係の記事ばかりになってしまいましたので、明るい話題をお届けします。
4月11日の東洋経済は、小学校特集でした。
デジタル化進展度ランキングでは全国8位、また都内では1位です。(墨田区とも並んでいます)
以前の自治総研のレポートによるとIT・先端技術の街ランキングでも都内1位でした。
メディア等に取り上げられる機会もあまりないので、新宿区は遅れていると思われている方もいらっしゃると思いますが、IT・先端技術に強みがあると言い切ることができます。
その上で何をするかが重要です。
プログラミング、英語、アクティブラーニングなど新学習指導要領への対応についても段階的い準備を進めてきました。
先進的な取り組みとしてはAIを用いた教材で結果を出しています。
ランキングはPRには使えますが、本質的にはあまり意味のないことだと思います。
究極的には、ICT化をしなくても子ども一人ひとりが必要な学びにアクセスできれば問題ありません。
例えば、新宿区は他自治体のように全員端末持ち帰りOKということは実施していませんので、台数勝負になればランキングでは低い順位になります。
一方で、新宿区でも平成29年に6億円弱の投資を行い、タブレット端末2,600台と電子黒板・プロジェクターの整備を行いました。
この時にSurface Proを導入したことでストレスなく利用ができることが投資のポイントで、平時では最も効果的だと考えていました。
このタイミングで想定していなかった休校になってしまえば話は別でした。
国でモバイルルーター等の環境整備の議論が行われていますが、時間がかかってしまいました。
結果的には全員が端末を持ち帰ることがオンライン学習を最速で進めることができます。
日頃からオンラインで学ぶ習慣がないことは実施する上での課題であることを改めて痛感しました。
保護者のみなさまや学校現場にも大きなご負担をおかけして申し訳ありません。
学びの継続にICTの活用ができるよう平時から新宿区独自でさらなる準備を行い、同じようなことが起きた時にもスムーズに対応できるよう準備をします。
ご家庭での学習に興味がある方に向けて、改めてリンクを掲載させていただきます。
新型コロナ感染症による学校休業対策『#学びを止めない未来の教室』 | 未来の教室 ~learning innovation~
それでは本日はこの辺で。