YouthCreate3回連続講座!政治家はイベント参加で接点の少ない若者に会おう!

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

昨日は、若者と政治をつなぐNPOYouthCreateさんの3回連続講座の最終回でした。

<「若者」と「政治家」の新しい関係性>若者×政治家 若者と政治の最適なコミュニケーションを共創する3回イベント | お知らせ,イベント | NPO法人YouthCreate

過去のブログもご参考に。

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講師は、YouthCreate原田謙介代表です。
政治家と市民(若者)のコミュニケーションについて、お話がありました。
コミュニケーションには、きっかけ、パーソナライズ、安心感の3つの視点がある、というお話がありました?
そして、YouthCreateさんが取り組まれている出前授業など、それぞれの事例をご紹介いただきました。

また、講義の最後には今後のアクションを決めるというワークショップが行われました。
私の場合は、
「議会に若者の声が届かない現状を変えるため、若者の支援者を増やす。」
と書かせていただきました。

議会では若者に関する議論をもっと真剣にするべきだと思います。
また、議論があっても、若者の実態と明らかにズレていると感じることもよくあります。
そのためにも、まず手っ取り早く、議席を持つ私自身が若者に支えられる存在になり、さらに議会を通じて声を届けたいと考えています。

若者側からも、政治家が遠い存在だと感じられてしまっていることも問題です。
私たちのグループで、政治家と市民の関係性について議論をしている際に、
「政治家は市民を票として見ているけど、若者は票としてさえも見られてないのでは。」
という問題提起がありました。
また別のグループでしたが、
「若者が政治家に相談しても、団体とは違って1票にしかならないので相手にしてもらえないと感じている。」
という意見もありました。
選挙以外の場でも若者が政治家に相談しにくいのかもしれません。

今回は、政治に関心の高い若者が集まっていますが、そういう場でも若者が政治に影響を与えるのが難しいという意見が多く出たのは少し意外でした。
私はたとえ1人でも若者からご相談をいただいた場合、全力で対応しますし、他の政治家も同じです。
もちろん、政治には様々な考えがあり、区民のお金を使うことになるため、すべてが理想通り変わることはありません。
しかし、できる範囲のことで何かしらの変化が起こる可能性は高く、若者のアクション自体が無駄になることはありません。

また、1人しかいない首長はバランス感覚が求められますが、議員は議会の中での役割分担はあっても良いと思っています。
私は勝手に若者(子ども)担当のつもりで、振り切った活動をするように心がけています。
各議会の中には相対的に若者のために活動する議員がいるはずで、その方にピンポイントでアプローチをかけるのも有効です。

政治家側がアクションを起こしてほしいと言ったところで、まずこちら側から距離を縮めなければこうした話も届きません。
公職選挙法の縛りで手段は限られていますが、積極的に駅に立ったり、ポスティング、インターネットなどできる範囲のことに力を注ぎ、少しでも身近な存在になるよう努力します。

新宿区議会としてもアクションが必要です。
出前授業など若者の区政参加を促進する取り組みを積極的に進めてまいります。

YouthCreateさんの3回連続講座は、講義の内容が大変参考になりました。
早速、議会活動にも活かしております
何よりも価値があったことは、高校生や大学生など本物の若者たちと一緒にグループワークができたことです。

若者と政治関係のイベントは決して多くはありませんが、インターネットなどで調べると案外出てくるものです。
他にも若手起業家のイベントなど、対象を政治イベントに限定しなければ、誰もが若者と接点をつくることができるでしょう。

政治家が若者に関心を持ち、良い未来がつくれるよう、新宿区議会から変えていきます。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社